村田唯

1988北海道生まれ。 映画/育児/世界・・・・・・ hp:http://www.julyui.com |

村田唯

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最近の記事

ハハになってもうすぐ3ねん

子供が生まれてからもうすぐ(まだちょっと早いけど)3年になる 子供との生活が始まり「お母さん」という肩書きが増えたわけだけどわたしにはまだ「ハハ」くらいが調度いい 「母になって変わった?」と時より聞かれる質問が何よりもドキッとする。 変わってない、ということをマイナスに捉えてしまっているからだ。だけど、もちろん変わったと思うことも多々。とにかく新しい発見がある。何より守りたくて何より許せないことも増えてきた。 そのことをここに綴ろうと思っていた。誰かの世界と繋がれたら嬉しか

    • 「ケイコ 目を澄ませて」から。

      ようやく「ケイコ 目を澄ませて」を観た。 テアトル新宿。前の席。 映画館で感じられて最高の映画だった。 たくさんの感動をいっぱい省略して本作からもらったものを言葉にしていく。 “五感が研ぎ澄まされる。そうしてもっと研ぎ澄ませられるようになりたい。人間である限り、いただいた五感で最大限味わえる人間になりたい” 私は生きていく上で、アナログで感覚的なところを大切にしていきたい。その方が幸せ。 でも、デジタルも駆使していかないといいものは作れなかったり、届けにくい。 なんかそ

      • お母さんがしてくれたこと。

        予定日まであとわずかとなりました。お腹もさらに大きくなり、横になることも増えてきました。寝そべっていると、ふと、小さな頃にお母さんがしてくれたことや、お母さんにしてしまったことなどを思い出しています。 私は幼稚園児の頃、風邪で早退するのが好きだった。 お母さんが、迎えにきてくれて、家で看病してくれるから。いつもの寝床じゃない、リビングに布団を敷いて、氷枕を作ってくれて、そこでゴロンとなれる。氷が溶けるたびに、母が氷枕を作り直してくれたり、熱は下がったか気にしてくれたり、何を

        • 臨月。

          早いもので2021年、もう10月。 今日から緊急事態宣言が明けますが、みなさんどんな心境でしょうか... 東京は台風が接近中です。 私はというと、臨月に入りました。妊娠での知識が全くなかったので、臨月に入ってから正産期(いつ産まれても大丈夫という時期)が訪れるとはなんだかびっくりでした。 あともうすこしで、正産期に入るということです。 初産は予定日より遅れると言われがちですが、人それぞれ。 わたし達はどうなるかなぁ〜。 自然分娩の出産のながれって改めてすごいなぁって、感

          マタニティ生活なわたしの映画心。

          妊娠9ヶ月目を過ごしています。 日に日に、お腹も大きくなっており、胎動にも変化を感じてきました。わたしは妊娠初期、幸いつわりも軽く、元気に過ごしていたのですが、妊婦後期の今は、だいぶ疲れやすくなってきました。妊婦さんあるあるらしい、貧血便秘ぃーです。 お昼寝しちゃう日もあれば、夜寝る前に急に目が冴えてきてしまって、これからのこと色々と考えたりする時もあります。 出産が近づいてきました。 ママの友達先輩には、育児が始まると本当に大変だから、今のうちに、ゆっくり休んだり、自

          マタニティ生活なわたしの映画心。

          水色。

          note。 なにか言葉を綴りたくてはじめたのに、なにについて書いたらいいのかわからず停滞していました。ではなぜ書きたいのか、私はまだ知らぬ誰かとほんの一瞬繋がりたい。他愛のない話しで。 そこで、しばらく。 なにか一つのwordを決めて、そこから連想するものや私に纏わる話などを書きたいと思います。 第1回目は【水色】 物心ついた頃、わたしの好きな色はピンクだった。 女の子らしく感じる、ピンクを可愛いいと思っていたのだろう。 5つ離れた姉と、人形や小物などなにか2つあるも

          腑抜けたからだに 掻き集めて。

          この数日濃厚すぎて、振り返らないと、魂がいろんなところに散らばったままで、唯つになれない。そんな心地なので、つらつら書きます。 先日、Yogee New Waves のライヴに初めていきました。 TOUR BLUEHARLEM 2019 とても感動した。心の奥底に潜った矢先、まだまだ先にある未知の世界へと駆け巡ることができるって、光のあるほうへと心を導いてもらった。とても気持ちがよかった。 つぎの日、わたしは円庭鈴子さんと喫茶PONYでライヴをした。あの場所で、円庭さ

          腑抜けたからだに 掻き集めて。

          「おろかもの」

          あす映画「おろかもの」が、初お披露目となります。 好きになってもらえるのか、もらえないのか、あなたにとってどんな力を持った映画なのか、わかりません。 でも、みに来てほしいです。 なぜなら、ものすごい愛を持った人達と、愛をもって向き合うことができたからです。 個人的な思いとしては、久しぶりに、なぜわたしが映画に魅了されているのか、俳優を続けているのかの信念を実感した現場でもありました。 明日から私たちの元を離れます。 いってらっしゃい。 どうぞ、よろしくお願いします。

          「おろかもの」

          飛んできた宇那

          幸せに溢れるとき 泣きそうになるのは 今までの哀しみを身体が思い出すから だから生きたい 生きてほしい きっといつかその哀しみに  ありがとうと言える日がくる きっと。 -今日の写真- わたしが上京したとき最初に住んでいた、中村橋駅。先日、当時の自分んちまで歩いてみたら、もう住んでいたアパートはなかったけれど、アパートの門だけは残されたまま、誰かのおうちになっていました。 2019.06.07 村田唯

          飛んできた宇那

          真っ赤なあと

          あるとき 急に 心の色を感じる瞬間がある あなたはそんなときがないだろうか 4月19日、朝。私の心は真っ赤だった。 この日は、出演した映画「脂肪の塊」が渋谷での最後の上映。 そして、大好きな映画「愛がなんだ」の公開日だった。 自分にとって特別な日、 「愛がなんだ」のスチールと劇中写真を撮影しており、 以前、私が短編の監督をしたときに撮影をしてくださった、 木村和平さんの写真展に行った。 「灯台」 なんの前情報もなく行った。新宿にあるビームスジャパンの5階。 B ga

          真っ赤なあと

          春に ゆくために。

          2月に、ありがとうを言っておきたかった。 それだけ。 おやすみなさい。 ―今日の写真― 富山で撮った、アイスクリーム屋さん。 こんな感じのお店が昔、わたしの故郷・岩内町にもあって、母になんとゆう名前のお店だったか聞いた。確か、二郎とかそういう名前だったような。(答え聞いたのにもう忘れてしまった) 地元のお店は、ソフトクリームにカラフルチョコがトッピングとか、チョコチップがトッピングとか、ちょっとしたトッピングが違うだけなのだけど、種類が色々あったので、幼いながらにとても好

          春に ゆくために。

          不思議なあとの身体と芸術

          牧野貴さんという方の4K最新作【Memento Stella】をみた。 もともと見る予定はなく恵比寿映像祭にて、展示されている三宅唱監督とYCAMのワールドツアーというインスタレーション展示品にまつわるトークショーを聞いて帰るつもりだった。けれども三宅さんが最後に「牧野さんの最新作この後ね」などとぽつらと呟いたのがきっかけで気になりだし、次のラインナップを確認した。 わたしは4Kという響きにピンときたが牧野貴さんは知らなかった。東京写真美術館の1階に降りる。上映前のロビー

          不思議なあとの身体と芸術

          過ぎてゆく。

          2019いちがつ。 今年は実家で「ゆく年くる年」を見ながら年越しをした。様々な神社での年越しの様子や、街並みの情景。地元の北海道から、東京の街の映像をみるのもなんだか味わいがあった。 実家に東京の家の鍵を忘れた。どうなることかと最初は諦めきれなかったけれど、数日友人が泊めてくれると決まったらそれはもう楽しい生活だった。もつべきものは友人だとしみじみ。そんなスタートを切りながらいろんな日々を過ごした。 自分の目に映るもの全てがドラマに見える日々を。 全てが必要な時。近頃はき

          過ぎてゆく。

          まだ言わせてほしい。

          あけましておめでとうございます。と わたし対あなたで。 まだご挨拶をしたい方がいるのにそのままとなってしまっている方がいる。 後2日くらいは言ってもいいかな。 きのう人に移民文化についての話を聞いて、あまりに知らないことに驚いていたら、今日たまたま観た「パーティーで女の子に話しかけるには」という映画が、まさに移民文化をファンタジーな設定に変え描いている映画だった。(私の受け取り方です)普段聞かない話や、ふと耳につく言葉が近いときに連続で自分の中に入ってくるものは、なにとなく

          まだ言わせてほしい。

          終わらない。

          1年が終わる実感がないな・・・ まだ、やることがあるからちゃう? そう、その通り。わたしは今年中に終わらせたかったことを終わらせられなかった。まだ3日あるけど、終わることはできない。 そして。 この1年を振り返っていない。 これだ、とふと。 わたしは1年を終わらせたい。 今年一年の手帳を見てみた・・・・・ 褒めよう。そうそう褒めよう。まずは今年の自分を。 そう思うことにした。 大切な人が増えて、身近にいてくれて、助けてもらって。一緒に賭けたいと思う人たちといる。

          終わらない。

          さむいし、何となく。

          もどかしいのは、 ラインで見る、姪っ子の動画と実家の猫。 とても愛おしいけど、触れられないの。 触れられないのは、とても遠い。 だから、私が触れるまで動かずに待っててくれて、 私が包んで欲しい時にいつもある。 布団。 こいつはすごい、こいつは私を裏切らない。 そんなこと思ってたから、 先日みた「お嬢ちゃん」という二ノ宮隆太郎監督の映画のとあるシーンで。 そうそう、布団はいつだっていてくれるよねって。 思った。 近頃友人に勧めてもらい買ってみたホットカーペットが、

          さむいし、何となく。