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佐藤雅彦さんと小林賢太郎さん
以前、佐藤雅彦さんの本について感想文を書いている時に、気付いた事がある。
この思考回路、小林賢太郎さんとよく似ている
日常の些細な出来事を新たな視点で見ることによって現れる不思議な世界。
数十年経っても楽しめる普遍的な面白さの追求。
少し受け手側に考えさせて、能動的に作品を観させる作り方。
きっと佐藤雅彦さんの「クリック」と賢太郎さんの「こばなしけんたろう」の数ページを入れ替えても気付かれな
「こばなしけんたろう」の感想
タイトルそのまま、「こばなしけんたろう」を読了したので、感想を書きました。
短編小説として面白いもの。
企画として面白いもの。
あのコントの別バージョン。
舞台で観たいと思ってしまうネタ。
そんな作品が詰め込まれた一冊。
あと、装丁と装本が凄い。
見出し画像が、その写真だ。
カバーを外した表紙と裏表紙に印刷された、短編にまつわるデザインのスタンプ。
作品のテイストに合わせて変えた用紙の色とデザ
noteを始めようと思った理由とか
理由は「小林賢太郎さんの作品を観たから」という話。あと、彼の作品への感謝とかを書きました。
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小林賢太郎の作品をしっかり見たのは2021年7月下旬だ。
過去のネタにより、オリンピック開会式のディレクターを解任されたのが、きっかけだ。
ネタとは言え、その言動に非があることは明らかで、本人も謝罪している。その解任は仕方がないことも理解できる。
しか