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わたしの大好きなnoteクリエイター:みずたまさんについて

noteを始めたきっかけが誰にでも大きかれ小さかれあるとして、noteを続けたいなと思ったきっかけもまたそれぞれの場面であると思います。

私は先日毎日更新も250日を越して、ここまで続けてきた最初の一歩を思い出してみました。思い出したといいましたが、実は思い出すほどもなくずっと好きなクリエイターさんの存在があります。

ライバルとかそういうことではなく、純粋に初めて拝見した時にぐっときてしまって、そこからずっと陰ながら応援させていただいている方です。noteを始めた当初からファンで、そしてこんなクリエイターさんになりたいと憧れている方でもあります。

ここまで読んできてお気づきの方も多いかもしれませんが、私がここから書く文章はその方の文章への愛がだだ漏れになる可能性が高いです。それはファンと言えば聞こえのいいものですが、普通に知らない人からそんな文章書かれたらかなり気持ち悪いと思います。(少なくとのネット上では普段以上の配慮がないとと私は思う派です。)そう思って今まで書けていなかったのですが、少し前にご本人からnote感想文の許可をいただくことができましたので、今回はついに堂々と語っていきたいと思います。



さて、そんな私が始めたときから今まで推しているクリエイターさんがみずたまさんです。

みずたまさんの文章に初めてであったのは、私がまだ毎日投稿を初めて間もない、まだまだ1日10人にも読まれているのかわからないくらい初期の頃でした。確か注目記事になっていたことで見つけたのだと思います。その時注目記事になることなど私には夢のまた夢で、note上で誰かとお話しすることも皆無だった私は、届かない存在と思いながら思いが抑えきれずにコメントを残していました。

江國香織さんは私が最も好きな作家さんと言っても過言ではありません。中学生の時に『きらきらひかる』を読んで衝撃を受けてからそれは変わらず、今でも好きな作家さんを3人あげたら、確実にランクインするほど好きです。

そんな江國さんのことが書かれたこの文章で、私はみずたまさんに感化されることになります。

江國さんが気になって読んだ文章だったのに、例えば睦月と笑子のそのいびつで温かい夫婦関係への憧憬が、あるいは強いウイスキーの琥珀色の煌めきが、自分と他者を一瞬で結びつけてしまうような感覚を味わったんです。(私はウイスキーは飲めないけれど。)

でもそこに感傷や粘着質な何ががあったわけではなく、すっとみずたまさんのことばが入ってきました。とても心地よい空気で文章を書かれる方だなあと、優しい世界だなと、そこから私はみずたまさんリスペクトなのです。



それから、私にとって憧れるnoteクリエイターさんは誰ですかと言われたらまっさきに思いつくのがみずたまさんです。まあ、実際はそんな質問を受けることは日常生活ではないのですが、いつだって答える準備はできています。

この度みずたまさんが#あの失敗があったからコンテストでグランプリに輝いたということで、焦ってこの文章を書いています。ファンとしてお祝いしなくてはいけないという謎の使命感と、今までもこれからも応援していますという幼い自己顕示です。すてきなみずたまさんがたくさんの方に知られるという嬉しさと勝手な切なさが湧いてきて、気持ちの悪い文章にならないか不安をいだきながらの執筆なのです。これを書いてしまうことが十分気持ち悪いことは承知で、だから今までnote感想文を書き渋っていたのですが、今回ばかりは書こうと思ったきっかけがそのコンテストでした。

以前別のコンテストで、みずたまさんが受賞されたとき、私も同じコンテストで受賞していました。それはとても光栄なことでもありました。

これはみずたまさんの#この春やりたいことコンテストの受賞作です。

読み進めるうちにいつの間にふわっとした毛布にあたたかく包まれているような、そんなことばをお持ちなんです。なんかもう、泣くような内容じゃなくても自分もありのままでいいんだとうるっとしてしまうような、みずたまさんご本人を知らないのに自然体が溢れ出すような、優しさに包まれていることに気づきます。

こういう優しい言葉をなにげなく紡げるようになりたいと思います。相手をいつの間にか優しい気持ちにできる文章に人は素直に引き込まれるのでしょう。

そして、こちらが今回のグランプリ受賞作です。

改めて、本当におめでとうございます!

なんでそんなに人を引き込むのが上手なんだろう。素敵すぎる、とため息が出てしまいます。言葉にもエピソードにも、それを切り取れるセンスにも嫉妬してしまいそうです。

飾らない言葉なのに、すごく気持ちが入ってくるんです。飾らないからこそなのかもしれません。でも、その情景が想像できるくらいの細かさと、自然体でいられるストレートな言葉選びのバランスが絶妙なのです。感服です。

まだ読んだことのない方がいらしたら、ぜひ読んでほしいです。

これからも、私のnoteの憧れクリエイターさんはみずたまさんだと思います。こんな薄ら気持ち悪い熱弁を聞かせてしまって大丈夫だったのでしょうか。ご本人が不快でないことを祈るばかりです。

いつも素敵な文章にホクホクさせていただいています。そしてこれからも楽しみにしています。




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