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アルハンブラ宮殿のなかのパラドール「グラナダ」に宿泊してきた

スペイングラナダのアルハンブラ宮殿内、修道院に宿泊できることをご存知ですか。なんとスペインには歴史的建造物などを利用した国営ホテル・パラドールがあり、宿泊が可能なんです。今回は、アルハンブラ宮殿のパラドールに宿泊してきました。

グラナダの市街から丘の上まで車を走らせ、アルハンブラ宮殿へ。スペインには数多くのイスラム建築があるということですが、こちらもその一つ。イスラム建築の宮殿です。

着いたのは19時ですが、まだスペインは明るいですね。パラドールの中のお庭などを散策させてもらいました。広いので迷いそう。

ここパラドールは、スペインの歴史でも重要な役割を担っているそうです。ホテル(修道院)には、イサベル女王が一度眠っていた場所に石碑があります。(今は別の場所に埋葬されているそうです)

宮殿の外を見ながらくつろげる場所もあったのですが、かなりハードスケジュールで動いていたので、くつろぎの時間は全くありませんでした。残念。

さて、こちらがホテルの受付です。こちらのパラドール、とっても親切なスタッフさんばかりで感動でした。

庭園と宮殿観光の前にはガイドさんに地図をいただき、自分たちで回ります。チケットを確認する場所で行列ができるので、時間よりもちょっと早めに行ったほうがいいなという印象でした。

パラドールは修道院ということもあり、美しいステンドグラスもありました。ただ、想像していた古めかしい館という感じは一切せず、とても綺麗な施設でした。

お部屋も清潔で綺麗。エキストラベット一つを入れて、私たちは3人部屋にしていただだきました。

アメニティも揃っています。ホテルのスリッパはフカフカでした。

さて、庭園散策に出ることにします。庭園にも入場チケットが必要で、事前予約推奨。この写真は19時ごろのものですが、ガイドさんによると20時には閉園だそうなので急ぎ足で回りました。(十分に回りきれたと思います)

緑がとても多く、宮殿の庭園の雰囲気を満喫しました。

20時過ぎに戻ってきて、今度はレストランへ。夕食が20時半からで一番早いんだとか。スペインの夜は明るいので、シエスタ(お昼寝)の時間も長いそうです。

お料理はとても美味しかったです。だんだん暗くなってくる景色を見ながらの夕食はとてもロマンチックでした。夕食だけ食べにくる方もいるそうで、納得。もしも近くに住んでいたら、特別な日に来たいなあと思うのでした。

こんなふうに街を見下ろす位置にあります。

さて、またも急かされながら夕食を終えると、今度は宮殿の見学です。宮殿の見学はなんと22時からで、それから宿に帰るのは普通なら流石に心配になります。でも、同じ宮殿内の立地なのでそんなに心配せずとも大丈夫でした。

ただ、ガイドさんには完全に安全な場所はないから、特に荷物は気をつけて、目を離さないでと言われていました。

チケット確認までに見えた夜景。東京では細かい光を見ることが多いけれど、この夜景はぽつぽつと大きく、新鮮な美しい景色でした。

そして宮殿の中ももちろん綺麗。イスラム建築ってこのアーチが特徴的ですよね。この場所に泊まっているというのがすごく貴重な体験だと、改めて感じることになりました。

朝は残念ながら朝食をゆっくり食べることができず、7時半にはチェックアウトでした。(フライトの関係です。)朝食のランチボックスを作ってくれて、これがまた可愛らしい。中身はパンと甘いドーナツで全て食べきれなかったのですが、可愛いナップザックまでついていて嬉しかったです。

宮殿に泊まる貴重な経験になりました。スペインのグラナダに行った際は、ぜひ訪れてみてほしいです!

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mayu
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