【詩】夜を乗り切るために

酒を飲み下して明日への不安を消し去った
私の憂鬱を彼らは分かってくれないから
暗闇に飲み込まれないように紫煙を喫むんだ
夜を乗り切るためにはこうするしかなかった

眩しい太陽から逃れよう
暗闇が私にはお似合い
衝動を制御できない時は誰にも見られたくない
煩わしい喧噪から逃れよう
孤独が私にはお似合い
自分を切り刻む時くらい私の存在を感じたい

酒を飲み下して明日への不安を消し去った
私の抑うつを彼らは分かってくれないから
暗闇に飲み込まれないように紫煙を喫むんだ
夜を乗り切るためには自傷するしかなかった

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