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エンパスあるある?「親の愚痴がしんどい」と悩むあなたへ


会社から帰るとすぐに、スマホの着信に気づく。
ディスプレイに表示される「お母さん」の文字。

「またか...」
心が少し重くなるのを感じながら、 電話を取る。

「もしもし...」

そう言った瞬間から、 いつものように始まる愚痴の数々。
職場の人間関係、体調の不安、 お金のこと...。

「ねぇ、お母さんの気持ち、あなたならわかってくれるでしょ?」

そう言われるたびに、 胸の奥が締め付けられる。
(でも、私の気持ちは、一体誰が分かってくれたの...?)

こんにちは、MUERAです。

今日は、エンパスやあるあるの親子関係のテーマについてです。

「なんで私ばかりが...」
「今さらなぜ...?」

幼い頃、親に感情的に寄り添ってもらったこと
しっかり本音を受け止めてもらった体験はほとんどない。

クライアントさんのお話を伺っていると
そういう方は少なくありません。

それなのに、大人になってからは
親に会うたびに愚痴を聞かされたり
親への感情的なサポートを求められたりして
心が重くなる

共感力の高いエンパスさんには
そういう親子関係のパターンは起こりがちです。

「子どもの時、私はあなたから感情的に寄り添ってもらうことはなかったのに、 なぜ今、あなたの感情を支えなければならないの...?」

そう感じるのは、とても自然なことかもしれません。

親の期待に応えられないのは、決してあなたが悪いわけではありません。

むしろ、自分は必要なサポートをしてもらったこともなく、やり方を教わってもいないことを求められているんだ、ということに気づきましょう。

子供の頃、親に否定されたり批判されたりすることが多く、自分の本音には感情的に無関心な態度を取られ、 「それでも親を助けたい、助けなきゃ」と、ずっと一人で耐えてきた経験があるからこそ、 今、親の求めに応えることを難しく感じてしまうのは、当たり前のことと言えます。

境界線を引くことの大切さ

「親だから、どんな状況であっても大切にしないといけない」

何十年も聞かされてきた愚痴を聞きながら、
もしかしたら、そんな風に心の中では感じてしまっているかもしれません。

自分の心、感情、そして身体を守るために、親であっても健全な境界線を引くことは、 決して悪いことではありません。

もし親との関係にしばらく距離を置きたいと感じたら、 それもまた一つの選択です。

連絡を減らしたり、 自分がサポートできる範囲を決めるという方法もあるかもしれません。

これは決して’わがまま’や’自己勝手’な選択ではなく、 あなたの尊厳と心身の健康を守るためのとても大切な決断です。

最後に

あなたは、「親の親」になる必要はないということです。
親が求めていることに応えられないことに、罪悪感を感じる必要もありません。

自分の感情を犠牲にして 親の期待に応えようとすることは、 あなた自身の癒しの妨げになっていることもあるのです。

どうぞこれからは、自分の心の声に耳を傾けてください。
人の目を気にすることなく、あなたが必要だと感じる道をまっすぐ進みましょう。

あなたの選択に、正解も間違いもありません。 誰かに説明してわかってもらう必要もありません。

これからの人生を、あなた自身が少しでも楽に、 豊かに生きていけることを、心から応援しています。

MUERA

11月12日(火曜)まで、対面(関東)または電話での新規の感情カウンセリングセッションを受付中。

長年の苦しい親子関係やパートナーシップの悩みを根本的に改善したいエンパスさんにおすすめです。

明日の最終日はまだご予約枠があります。お申し込みはこちらの記事から。


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