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【エンパスと逆エンパス】境界線の不思議な世界

こんにちは、MUERAです。今日は、エンパスの少し特殊なタイプである「逆エンパス」について、お話ししたいと思います。

皆さんは「逆エンパス」という言葉を聞いたことがありますか?

少し前に書いた「ダークエンパス」とは少し異なるのですが、「逆エンパス」もやはりエンパスの1形態です。

エンパスと逆エンパスの共通点と違い

エンパスと逆エンパスは、どちらも「自他の境界線が曖昧」という特徴を持っています。

また、目に見えないエネルギーに敏感なのも共通していますね。

エンパスと逆エンパスの違いは

通常のエンパスは、相手の感情を自分の中に取り込みやすく、自分がなくなるような苦しさを感じやすい。

一方、逆エンパスは、自分が境界線を超えて相手に影響を与えてしまいます。

自分の感情を相手に投影したり(逆エンパスの怒りや悲しみの感情を周囲の人が同じように感じてしまうなど)、その結果、相手を疲れさせてしまったりすることがあります。

絵の具のパレットで考えてみよう

この違いを、絵の具のパレットのイメージで説明してみましょう。

これまでも何度か記事にも書いていますが、エンパスの心は、それぞれの色を区切る仕切りが薄い膜のようになっているパレットのようなものです。

ちゃんと区切られていないため、お隣の色が強すぎると、自分の色が侵食されてだんだんと辛くなってしまいます。

(近くに怒っている人がいると、自分に関係なくてもしんどくなるというのはエンパスあるあるですよね^^;)

逆エンパスの場合は、逆に自分の色が外に広がっていって、周りの色を変えてしまう、そんなイメージです。

なぜ逆エンパスと一緒にいると周りは疲れやすい?

逆エンパスさんは良くも悪くも自分の周囲への影響力が強く、逆エンパスと一緒にいる周囲の人はなぜか疲れやすい、とも言われます。

これは逆エンパスはその性質上、常に自分の境界線を外にエネルギーを出し続けるため、エネルギーが不足気味になってしまうためかもしれません。

その不足したエネルギーを補うために、無意識のうちに相手を浸食して(エネルギーを補給しようとして)周囲の人を消耗させてしまうのではないかというようにも考えられます。

大切なのは、エンパスと逆エンパスが完全に別の「人種」とは言えないということ。

個人的には、通常のエンパスも逆エンパスになりうるし、その逆もあり得るのではないかと考えています。

境界線の大切さ

そういう意味では、どちらのタイプのエンパスにとっても、人との健全な境界線を保つことというのが共通のテーマのようにも思います。

エンパスの方が、エネルギーのベクトルを変えることで逆エンパスのような影響力を持つこともできます。

これは一見、相手を元気づけたりポジティブな影響を与えられる素晴らしい才能に見えるかもしれません。

でも、気をつけなければいけないのは、これもまたラインオーバーとなってしまいがちなこと。

他人との境界線を越えてしまうことが続くと、たいてい人間関係は穏やかなものではなくなっていくのです。

まとめ

エンパスが自分の感受性の特徴をよく理解して、肯定的に受け入れることは幸せに生きるためには何より大切です。

例えば「通常の」エンパスなのか、「逆」エンパスなのか、あるいはその両方の性質を持っているのか??

そして、健全な境界線を築くということをぜひ意識してみましょう。

どんな近しい関係性でも境界線が保てていると、自分も相手も心地よい関係性を長く築いていくことができるのです。

エンパスの感受性という素晴らしい才能も、使い方を間違えると、自分も相手も傷つけてしまう可能性がある諸刃の刃(もろはのやいば)となってしまいます。

上手にコントロールして、より健やかで豊かな人間関係を築いていきたいものですね🌱

MUERA

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