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厚生労働省が、飲食店での食べ残しの持ち帰りについてのガイドラインの案を公表しました・・食品ロスへの配慮なのでしょうが日本人も落ちたものですね・・悲しい!

こんにちは、外食は和食か揚げ物にしているDJムッチーです。

厚生労働省が、飲食店での食べ残しの持ち帰りについての注意点を記したガイドラインの案を公表しました。
食品ロスは、2023年度に472万トンに上ると推計されるらしく、このうち半分の236万トンは外食での食べ残しや商品の売れ残りなどの「事業系」の分野で廃棄されているそうです。
こうした中、厚生労働省は飲食店で食べ残した料理を衛生的に持ち帰るためのガイドラインの案を10月16日に開かれた検討会で示しました。
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を減らすことに配慮してのガイドラインでしょうが、食べきれないほど注文することの方が問題ではないかなと思うのは私だけでしょうか?
注文の時に、どれくらいの量なのかを聞けば済むことですよね・・・

ガイドライン案の中味は

ガイドラインは、事業者向けと消費者向けの注意喚起がされていて、内容はどれも「ちょっと考えればわかるだろ!」というものばかりです。

事業者向け
◆ 持ち帰りの希望者には、食中毒等のリスクや取扱方法等、衛生上の注意事項を十分に説明しましょう。
◆ 持ち帰りには75℃以上で十分に加熱された食品を提供し、サラダや刺し身などの生ものや半生など加熱が不十分な料理は、希望者からの要望があっても応じないようにしましょう。
◆ 清潔な容器に、清潔な箸などを使って入れましょう。
◆ 水分はできるだけ切り、残った食品が早く冷えるように浅い容器に小分けしましょう。
◆ 外気温が高い時は持ち帰りを休止するか、保冷剤を提供しましょう。
◆ その他、料理の取り扱いについて、注意書きを添えるなど、食中毒等の予防をするための工夫をしましょう。
さらに、手指の消毒液や使い捨て手袋を消費者に提供することや、保冷剤を用意すること、詰め替え容器を衛生的に保管することなどを求めています。

消費者向け
◆ 持ち帰りは、刺身などの生ものや半生等加熱が不十分なものは避け、帰宅後に加熱が可能なものにし、食べきれる量を考えて行いましょう。
◆ 自ら料理を詰める場合は、手を清潔に洗ってから、清潔な容器に、清潔な箸などを使って入れましょう。
◆ 水分はできるだけ切り、早く冷えるように浅い容器に小分けしましょう。
◆ 料理は暖かいところに置かないようにしましょう。
◆ 時間が経過することにより、食中毒のリスクが高まるので、寄り道をしないようにしましょう。また、帰宅までに時間がかかる場合は、持ち帰りは止めましょう。
◆ 持ち帰った料理は帰宅後できるだけ速やかに食べましょう。
◆ 中心部まで十分に再加熱してから食べましょう。
◆ 少しでもあやしいと思ったら、口に入れるのは止めましょう。

厚生労働省は、「ここまで言ったんだから後は君達の問題です。」とでも言いたいのでしょうか。それとも、こんなことも分からずにマジで実行してしまうポンスケが本当にいるのでしょうかね???
カスハラ対策なのかもしれませんね・・・・

注意すべきは、大きなポションのレストランなどでは、いろんなものを少しずつ食べたいという発想を持たないということです。
飲食店側も、商売に走らずに「頼み過ぎですよ!」と中止することで食品ロスは減るはずです。
お客様は、商売の対象ではなくて、お客様あってのお店であることを、忘れてはいけません。

一度テーブルに並んだ料理

二人でも大勢でも、一度テーブルに並んだ料理を持ち帰るのは、衛生的とは言えません。
歯医者さんの中には、お口の中はバイ菌がいっぱいで、体の中で一番汚い場所だという人がたくさんいらっしゃいます。
楽しい会話をしながらのお食事で、たくさんの唾がお料理にかかります。
(新型コロナが流行った時の、飛沫の飛び散りの映像を見ましたよね)
ここまで書けばもうお判りでしょう・・・食事が終わった時の、目の前のお皿の料理はバイ菌だらけで、バイ菌は時間とともに増殖していきます。
それを持って帰って食べるのですか?・・愛している人のバイ菌だから平気なのかな?。(僕は、柴咲コウさんとの二人の食事なら大丈夫かも)
しかし、食あたりになる可能性は避けられません。また、歯周病菌や肝炎が移ってしまったりもします。
それでも、持って帰りたいのでしょうか?

レストランの経営経験のある僕に言わせると、お客様に出す料理は一番おいしい状態で提供しているはずです。もし、お持ち帰りなら何時間後にお食べになるのかを伺ってメニューを選び調理なくてはいけません。
余ったから、持って帰るというのは、私のお店ではお断りしていました。
なにより、料理が余るようなサービスはシェフが許さなかったですね。
私の店のスタッフには、お客様に説明出来るように、全ての料理を食べてもらってましたが、今の飲食店はそんなことしてないでしょうね。
スポットタイムのアルバイトを使う様なお店では、基本的なサービスは無理ですからね。
みなさんも、お客様を大切に考えているお店で食事をすれば、食品ロスはないですよ・・・つまり、全国チェーン展開のお店のように、注文をどんどん受け付けるお店は、避けたほうが良いということですかね。

私のお店 デラロッカ  森澤先生に描いてもらいました

それでは、今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

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