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神戸のウォーターフロントが変わろうとしています!本当に変わるのかな?・・出口プランの甘い、箱先施策のような気がしてなりません・・・
こんにちは、庭の梅が咲き始めて春の兆しを感じてるDJムッチーです。
神戸のウォーターフロントが生まれ変わろうとしているそうです。昔は港湾施設が立ち並んだ新港地区の新港第2突堤に、1万人を収容できる新アリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」と隣接の緑地パークが4月4日にオープン。運営会社の株式会社One Bright KOBEは同突堤を「TOTTEI(トッテイ)」と命名して、年間300万人の来訪を目標に掲げているそうですが、僕には箱を先に作って中身を埋める、箱先計画のような気がしてなりません。
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イベント誘致は好調?
新アリーナは、プロバスケットボールBリーグ2部、神戸ストークスの本拠地として活用される他、音楽ライブなど多彩なイベントに対応できるよう国内アリーナ最大規模の壁面ビジョンが天井からつり下げられ、どの座席からでも映像が楽しめる「センターハングビジョン」も導入しているそうです。
館内設備充実の狙いについて、運営会社の社長さんは「アリーナの魅力で多くのイベントを誘致し、稼働率を上げることが安定した運営と集客に不可欠」と説明されています。初年度のアリーナ予約状況は、今年1月段階で約8割といいますから、好調なのかどうなのかと言う数字ですね。
現に、4月はMISIAの2日間ライブが完売ですが、その他音楽系ライブは予約受付中が2開催のみ。音響設備やコンサート音響のデーターは公開されていません。(コンサートに使えるホールではないかもしれません・・・)
プロバスケットボール、神戸ストークスが来年からプレミアムリーグへの参入が確定しているものの、年間総試合数は60で、アウェイが半分とすると30試合のみ。人気が出てきたばかりのプロバスケットリーグで、誰もが知っているスター選手がいない神戸ストークスがどれだけのお金を稼げるのか?
この状況で、主要駅から徒歩20分もかかるアリーナをどうやって運営するのか、お手並み拝見と言うところですね・・・
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このアリーナも、神戸市が同地区周辺を「都心・ウオーターフロント」と位置付けた再開発構想をとりまとめて、事業誘致したもののひとつです。
どうして、地方自治体も事業者もスペックのみで人が集まると思うのでしょうね? まるで「ツインカムターボ」なんて謳えば自動車が売れた時代のままです・・・素晴らしい設備があれば、イベントが寄って来る、人が寄って来ると思っていますよね。
早く、1GBウォークマンが、なぜ「ポケットに1000曲」を謳ったiPodに市場を奪われたかを研究すべきですね!
冷静に、第三者委員会でも作って評価すべきです(笑)
それでは、今日はこの辺で失礼します・・・
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。
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