美容室の倒産急増中だそうです！前年比1.5倍で過去最多ペースなんだとか・・・技術があれば稼げる様な気がするけど、そんなに甘くないようですね。。今年は倒産過去最多のニュースが多いですね！
こんにちは、挑戦すべきビジネスが見えて来たDJムッチーです。
株式会社帝国データバンクによると、2024年に発生した美容業（美容室）の倒産が、8月までに139件だったそうです。去年の同期間に比べて約1.5倍で、年間で最多だった2019年の166件を大きく上回る勢いで推移してます。このペースが続いた場合、通年の倒産件数は過去最多を大幅に更新し、初めて年間200件台に到達する可能性があるそうですよ。
帝国データバンクの言う倒産は、負債額が1000万円以上ですから、大きめの美容サロンがバタバタ潰れているということになりますね・・・
日本政策金融公庫調べでは、コスト高を理由に、各美容室では施術費用の値上げなどを行っているものの、値上げをしても利益が「不変・減少」となったケースが8割を占めるそうなんです。また、メニュー料金の引き上げに失敗して、不安定な経営が続いている美容室も少なくないようです。
去年の美容室の業績を見ると、損益面で「赤字」となった企業は4割を占めたそうですから、今年はもっと増えるでしょうね。
世相を反映しているのは、物価高による節約志向から、女性のヘアスタイルの流行が洗髪しやすいショートカット系へとシフトしていて、「カットは好調だがパーマネントなど高単価のメニューが厳しい」という調査結果もあって、実際に支出額ベースではカットに比べてパーマネントの減少傾向がみられるそうです。
（僕は、ショートよりセミロングが好きですが、今好きな人の髪型が一番好きというのが本音です・・・最近、満島ひかりがすきかな？）
小規模新店の開業が増えたのが大手倒産の原因
大手から独立して新規のお店を開く人が多いというのは、体感でわかりますよね、そうすると大手は人材確保のために費用がかさむのでしょうね・・
僕が髪をお願いしてるスタイリストさんも、神戸で一番大きいチェーン店の店長からの独立でした。
美容師さんは、薄給の時代が長いから独立すると、収入がかなりアップするというのも聞いたことがあります。
美容院経営者の面白い発想は、「お店は借金して開くもの」というもの。
薄給で頑張って、貯金してもお店を開くまではかなり長い年月がかかってしまって、若い女性を呼べる年齢ではなくなってしまうそうなんです。
また、美容室は日本政策金融公庫に専用の融資枠があって、お店を開くときは、かなり低いハードルで融資が受けられるます。
普通は大手美容室で技術とお客さんを獲得して、独立して高収入を得て、借入を返すという仕組みなんだとは、友人のスタイリストさんの言葉。
大手美容室は、頑張って人を育てても、育ったらお客さんもろともいなくなってしまうから、行く末は淘汰される運命なのかもしれません。
今年は倒産のニュースが多い
コロナが明けて、倒産が過去最多というニュースをよく聞きますね。
どこも、美容院と同じような理由なのでしょうが、無利子無担保融資と手厚い補助金で生きながらえて来たけれど、コロナが明けたら生活様式が変わってしまっててお客が戻らず、そこへコスト高騰がダメ押ししてる感じです。
倒産の多い業界をピックアップしてみると・・・
バー、キャバレー、ナイトクラブ、寿司屋
生活様式が変わって、みんな早く家に帰るようになったのでしょうね。
同伴出勤やアフターのお客が使った寿司屋やバーも倒産しているようです。
焼き肉屋
コロナの時は、無煙ロースターがあって、換気が良いからという理由で流行った焼き肉屋さんですが、家計がきつくなると焼き肉からは脚が遠のいてますね。僕も長いこと食べてないですね・・・（誰かおごって！）
歯科医院
コンビニエンスストアより多いと言われる歯科医院。過当競争で患者の取り合いになって、倒産する歯科医院も急増しているようです。倒産される医院の先生は、みなさん高齢で新しい設備についていけないようですね。
介護施設
介護のニーズは増える一方で、人手不足にもかかわらず、介護報酬が決まっているので、人件費を上げられないようです。また、介護の実態がマスコミなどで報告されて、人材確保が難しいというのもあるようです。
近いうちに自由診療のような介護施設も登場するかもしれません。
学習塾
物騒な事件が増えて、塾通いよりオンライン塾を選ぶ子供が増えたのだそうです。また、padの普及でアプリで勉強する子供も急増していて、従来の塾経営は非常に厳しい状況のようです。
なにより、現在の大学入試では、AO入試など無試験で大学に入学する生徒が受験者の約50％にのぼっていて、難関校向けの名門塾以外は生き残りが難しいようですね。
他には、以前に紹介した、唐揚げチェーン店やラーメン店など、倒産の急増している業界は枚挙にいとまがない状況です。
倒産の急増には、経営者の高齢化という要因も大きいようなんです・・・
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