イタリア・ローマの名所「トレビの泉」の改修工事開始で、夢を託すコイン投げ用仮設プールが設置されました!SNSは不評と冷笑で溢れているそうです・・
こんにちは、若い頃の様に仕事が進まなくて困ってるDJムッチーです。
イタリア・ローマ市の名所、コイン投げで有名な「トレビの泉」が来年のカトリック聖年を控えて、10月から大々的な維持管理のための改修工事入ったそうです。泉の水を全部抜いての改修工事だそうで、コイン投げを希望する観光客のために、コイン投げ用の仮設プールを設置したところSNSなどで不評をかっているそうです。
ローマ市当局は、主に泉の修復にあたる作業員を硬貨から守る目的で仮設プールを設置したと設置の理由を述べています。
トレビの泉でコイン投げに挑戦された方はいらっしゃるでしょうか?
僕はまだ20代の頃、イタリアを旅した時にローマのトレビの泉を訪れて、後ろを向いてコインを2枚投げ入れました。
トレビの泉に背中を向けて、右手で左肩越しに投げ込むのですが、これが結構難しい。隣で投げてた西洋のおばさんは、全部地面に落としてました。
今回設置された仮設のプールは無塗装のベニヤ板に囲まれていて、観光客は透明のプラスチックで覆われた背の高いフェンス越しにコイン投げができるのだそうです。普通でも難しい背中越しのコイン投げなのに、この環境ではかなりの難度。案の定、周辺に小銭が散らばっていて、いかに難しいかを物語っています。
コイン投げの意味
伝説によると、泉に背を向けて、右手で左の肩越しにコインを投げてトレビの泉に入れることができれば、投げたコインが1枚なら、またローマに戻って来られる。コインが2枚なら好きな人と恋に落ち、3枚入れば大切な人と別れられるといいます(好きな人と結婚できるという説もあります。)。
この伝説は、古代ローマ人が水の神様に旅の安全を願ったり、あるいは無事に家に帰れるようにと、水にコインを投げ入れたことに由来しています。
これが世界中に広がったのは、70年前の「愛の泉」というアメリカ映画が大ヒットしたためです。この映画、ローマで働く3人のアメリカ人女性のロマンスを描くラブコメディーでトレビの泉を一躍有名にしました。アカデミー賞の歌曲賞と撮影賞を受賞しています。
投げ込まれるコインの量
ローマ市が修復に力を入れるのは、年間150万ユーロ(約2億5000万円)分の硬貨を確保し続ける狙いがあるかただそうです。この収益はカトリックの慈善団体に寄付されるとのことですから、人助けになるんですね。
それにしても、2億5000万円とはすごいお金ですね・・・・
10月初旬から始まった修復工事は、ローマカトリック教会の「聖年」にあたる2025年までに完了する見通しです。この年は何百万もの観光客がローマに押し寄せると予想されています。狭いバチカンは黒山の人だかりになるでしょうね。
そこでローマ市は25年4月からは、泉に近付いてコインを投げる観光客から2ユーロの入場料を徴収することや予約制にすることを検討しているそうです。抑止のためとはいえ、なんと世知辛い・・・・
イタリアは、美人が多くて街を散歩するのがすごく楽しかったです。自分がイタリア人になったような錯覚に陥って、いそいそ歩いているとショーウィンドウに写る足の短い東洋人を見つけて、それが自分であることに気付いときには随分落胆したのを憶えています。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
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DJムッチーでした。