\目に見えない!?〇〇人っぽさ/Diversity Journey航海記【アクションチャレンジ31】
みなさん、こんばんは!
うさみです。
NPO法人コモンビートの多様性や違いについて考えるプログラム「Diversity Journey」。先日発表したアクション宣言「生涯吸収・生涯発信」を実践していきます。
こちらは毎週日曜日に記事を発信しています。今回は、個人的に気になったこちらのお話です。よかったら最後までご覧ください。
▶ハリウッドでの日本人イメージ
先日の投稿でも取り上げた「モザイクストリート」という作品。サスペンスもののワンシーンのようでありながら、ところどころ考えさせられるフレーズがあったり、ふとした瞬間があったりと、大変興味深い映像です。
そんな折、先日、DiversityJourneyに参加してから比較的眺めるようになったニュースサイト「朝日新聞GLOBE+」で松崎悠希氏のインタビューが掲載されており、目に留まりました。どこかで見かけた方だなと思っていたら、この作品に出演されており、しかも制作された方。20年以上にわたりハリウッドで活躍されている日本人俳優だったのです。
この記事を見ていますと、実際にハリウッドで活躍される中での体験や日本人俳優のキャスティングを担当されているからこそ見えてくる「ハリウッドでの日本人像」が窺い知れ、なんだかなあと感じてしまいます。
松崎氏は、ステレオタイプの日本人像に対して声を上げてこられ、モザイクストリートの製作など、実際に活動もされています。ともすると、仕事を受けることができない状況になるかもしれない中で(というか、事実、抗議を続けキャスティングをクビになったこともあると書かれています。)、その行動力は見習いたいところだと思います。
▶〇〇人のイメージ
とは言いながらも、それこそマイクロアグレッションやアンコンシャス・バイアスのように、どこか勝手にその国のイメージを人に押し付けてしまいがちな自分がいるのも事実です。そういったことはしないようにするぞ!と頭ではわかっていても、ふとした時に口にしてしまうこともあり、そのたびに反省しています。
どうしてその国のイメージがつくり上げられてるのだろうと考えたときに、とあるブラックジョークを思い出しました。
いわゆる沈没船のジョークというやつで、国民性を表しているとされていますが、冷静に考えるとまさに偏見の塊でしかありませんよね。
本来ならば、どの国だからこういう性格であの国ならああいう性格でなんてことは当然にあり得ない話です。どこに住んでいようと、個人は個人であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
今回の記事を読んで、改めて勝手にグルーピングせず相手自身、個人を見ることの大切さを考えさせられました。思い込みをやめること、個人を尊重することを頭に置いておきたいものです。
たとえハチドリの一滴でも、積み重ねることで変化があることを信じて。
最後までお読みいただきありがとうございます!
うさみ
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