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鎌倉投信”結い2101”の運用報告書、わたしの読み方(2024年12月運用分)
結いだより178号
結いだより第178号 ←リンクはこちらから
今月も結いだより(月次運用報告書)が公開されました。
わたしがポートフォリに組み込んでいる投資信託の運用報告書をどんなふうに読んでいるか、わたし目線が伝わるといいなと思いながら書いています。
鎌倉投信のサイトはこちらです。
結いだよりは変化が毎月あり、楽しみながら読んでいます。
MESSAGE メッセージ
社長メッセージ
今年の初号。
社長の鎌田さんのメッセージからスタートです。
私は、お金をいかに効率的にふやすか、という運用の枠を超えて、「いい社会」「いい未来」へとつながる投資をジワリと広げていくために、運用会社として大切にしなくてはならないことが3つあると考えています。世界に誇る運用会社の経営者であり、私を育ててくれた恩師から託された言葉でもあります。
一.規模を求めてはいけない
二.仕事のすべてにおいて忠実義務を果たす
三.20年後、30年後を見据えた投資をおこなう
この三つの言葉。
運用会社でなくても、同じことが言えますよね。
世界を見渡すと、年々体感する気候変動や各地で起こる紛争など、様々な 問題が表面化しています。日本では、人口減少など様々な問題も抱えてい ます。こうした中で、お客様の資産形成に貢献するという機能的な役割をしっかりと果たしつつ、課題だらけの社会を1㎜でもよくし、未来をひらく投資のあり方を追求していきます。
最後の一文。
凄い決意です。
わたしも自分が活きる、活かされるよう、大切に生きていきたいと思います。
副社長メッセージ
続いて副社長の前田さんです。
前田さんには昨年の受益者総会でお会いし、話を聴くことが出来ました。
「いい会社」の評価視点にある人・共生・ 匠は、当時は耳にすることもなかった人的資本経営、共生社会といった言葉が一般的になり、上場企業に非財務情報の開示が義務付けられるようにもなりました。それぞれの分野で個性ある取り組みをしていた会社でも、変わりゆく環境に適応できなければ、個性は薄れ、「いい会社」であり続けることが難しくなることもあります。 「結い2101」の投資哲学が変わることはありませんが、様々な環境の変化が ある中、運用の評価視点や運営など、価値あるものであり続けるために改善、進化を続けていく必要があります。心豊かな社会の実現に向けて取り組んでいる「いい会社」の成長を応援し続けられるよう、運用力や情報発信の質を高め、 鎌倉投信の個性を実感していただけるよう取り組んでいきます。
いい会社であり続けることは、進化を続けること。
鎌倉投信ももちろんいい会社。
継続的な進化を期待しています。
資産運用部長メッセージ
資産運用部長の五十嵐さんからは、『2024年を振り返って』と題して。
「株価は長期的には企業の業績成長の方向性に収れんする」という考えに立て ば、過去2年のパフォーマンス面の出遅 れをキャッチアップできる素地が整ったと感じています。一方、米国の政権交代 の影響や地政学リスク、自然災害など不確実性が高まっています。将来にわたって世の中への価値提供が期待される「いい会社」の目利きと、適切なリスクコントロールにより、安定したリターンの積み上げを実現できるよう、2025年も全力で取り組んでいきます。
いい会社の目利きと、適切なリスクコントロール、更にリターンの安定を楽しみにしています。
新規投資先の「いい会社」紹介~日東精工株式会社~
はじめまして。
日東精工株式会社が鎌倉投信の新規投資先として発表されました。
日東精工は、モノづくりに欠かすことのできない「ねじ(工業用ファスナー)」を作っている会社です。自動車や家電向けなどに独自性のあるオーダーメイドのねじを製造するほか、ねじと関連するねじ締め機や計測・検査装置などの開発・製造において高い技術力を誇っています。創業来、本社のある京都府綾部市への貢献に注力しつつ、グローバルに事業展開をしています。
ねじを作っている会社。
わたしたちの生活に、どれだけの個数とかかわっているでしょうか。
鎌倉投信では「共生」のテーマで日東精工に投資しました。地域に貢献するという使命感が社員のモチベーションになり、同社の成長の原動力になっていると考えます。同社では3世代に渡って日東精工の社員という例もあるそうで、「子どもたちにも日東精工に入って欲しい。そのためには会社をつぶせない、成長させないといけない」という想いを社員の皆さんが持っています。綾部の本社を訪問した際におとずれた観光案内所では、「日東精工は市民がみんな入りたい会社。綾部のため、地域を盛り上げてくれる会社」と同社の印象を語ってくれました。地域との距離感がとても近いことを感じとることができました。日東精工が、地域とともに成長しながらグローバルに活躍する「グローカル」ないい会社であり続けることをこれからも期待しています。
『子どもたちにも日東精工に入って欲しい。そのためには会社をつぶせない、成長させないといけない』『市民がみんな入りたい会社』ってのは、とてもステキな話ですね。
いい会社の詰まった結い2101に加わった日東精工。
期待したいと思います。
「結い 2101」運用報告 資産形成
12月末時点の投資先数は、先月末同様に76社とのこと。
日東精工の組み入れが開示されていますので、また新たな新規組み入れを楽しみに待ちたいと思います。
「SEMICON JAPAN」に 受益者の皆様と訪問しました
半導体産業の国際展示会『SEMICON JAPAN』を受益者で訪れたそうです。
会社訪問も楽しいですし面白いですけど、国際展示会という場での『いい会社』各社のブースを訪れる企画も面白いと感じました。
わたしも体験してみたいです。
今月も「結い2101」をコツコツと積み立てています。
次の結いだより発行を楽しみにしながら。
#投資も寄付もコツコツと 。
では。
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