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人事考課評価者研修~人材評価と人材育成のソフトウェアの充実を!

1.概要

能力・成果主義の人事管理は、各人事システムを有機的に関連づけたトータル・システムにより展開され、 その中でも人材評価と人材育成のシステムとして、人事考課の果たす役割の重要性がクローズアップされています。

・人事考課も、その制度面(規定・基準・様式=ハードウェア)だけでなく、運用面(評定者のノウハウ・評定眼=ソフトウェア)に改善・充実すべき点があるという声が、各方面から寄せられています。

・人事考課の成否は、ラインの管理者=評定者が、いかにその制度を運用していくか、すなわち、ソフトウェアにかかっています。 MSCではこのような観点から、ラインの管理者を対象とした「人事考課評定者研修」を企画し、50数年にわたって数多くの企業に提供してまいりました。また、当社ではヒューマンアセスメント(HA)の行動観察におけるノウハウの蓄積を、能力中心に評定する観察眼の育成にも活用しています。 この分野に関心をもたれる企業の方々にぜひ当社の「人事考課評定者研修」をおすすめいたします。

2.包括的評価から、事実ベースの評価へ

人事考課評定者研修は考課者の間に 共通の尺度、共通の評定眼を養成し、 公正・公平な評価を行うためのスキルを習得するものです。

評価基準に基づく絶対評価、公正公平な評価公正・公平な処遇を実現し 業績向上、能力向上への動機づけとなります。

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🔶評価の落とし穴

🔵インフレ評定

評価が寛大になりすぎ、全体的に高評定に偏る
・低い評価をして本人ともめたくないので
・ 最近業績が良くなってきているので、さらに動機づけたいと思って
・ 病気など個人的理由で業績の低迷している人を気の毒に思って

🔵ハロー効果/ホーンズ効果

確たる根拠なしに、あるいは一部分の結果を根拠に、優秀である(ハロー効果)あるいは劣っている(ホーンズ効果)と思いこむ
・従来から有能である/劣っているという印象をもっている
・ ある領域で特に優れた/劣った結果を出しているのだから、他でもそうに違いないという思いがある

3.MSCの人事考課評価者研修の特色

①オリジナル評定事例によるコース展開
②段階的学習法(個人評価➡グループ評価➡全体調整)
③人事考課・目標設定、フィードバック面接への連続展開
④VTR活用による実践的面接演習
⑤アドバンスコーステーマ
 →評価者(ライン管理者)参画により具体的評価基準(評価行動例)作り

4.人事考課評価者研修基本コース

1.人事管理者の考え方
・人事管理システムの全体と基本的な考え方を提示していただき、研修の方向づけと受講者の動機づけを図る。

2.これからの人事考課
・評価者としての識見を高め、人事考課に対する認識を深めるため、「能力成果主義と人事考課」「最近の人事考課」について解説する。

3.人事考課の原則と技法
・「運用原則」「評定誤差」等の技法を解説し、「評定実習」に備える。

4.人事考課制度
・人事考課について評定者の意思統一を図るための解説を行う。(人事考課の目的、位置づけ、対象、手順と留意点)

5.評価実習
・オリジナル評定事例により「個人評定」「グループ評定」およひ「全体調整」と、段階的に評定のソフトウェアの充実と評価眼の統一を図る。

6.目標設定実習
・評定実習で得られた評定結果を活用し、グループ討義を通じて次期の目標案を設定する。全体討論では、目標設定の留意点、着眼点の確認と情報の共有化を図る。

7.面接実習
・ 「評価結果」に基づいて、「本人参画の対面通行型」人事考課実施のために、フィードバック面接と目標設定面接を「ロールプレイ」(役割演技) と「コメント・セッション」(検討会議)により展開する。
・ 本実習においては、町Rを活用することにより客観的に自己を振りかえり、実習の効果を高める。

8.コースのまとめ
・「人事考課制度運用上の問題点」について自由討議を行い、評価者参画による制度運用のノウハウを修得する。
・ 最後に「評価者の心構え」を再確認してコースを閉じる

5.人事考課評価者研修基本コーススケジュール(例)

🔵1日目

1.人事管理の考え方(社内)

2.これからの人事考課

 ・能力成果主義と人事考課
 ・最近の人事考課
3.人事考課の原則てと技法

4.人事考課制度(社内)

5.評価実習
 ・解説
 ・個人評価
 ・グループ評価とレポート作成

🔵2日目

5.評価実習の続き
 ・全体調整

6.目標設定実習
 ・解説
 ・グループ討議
 ・全体討論

7.面接実習
 ・解説
 ・グループ討議
 面接実習の準備

🔵3日目

7.面接実習続き
 ・面接実習
  A:ロールプレイ
  B:コメント・セッション

8.コースまとめ
 ・人事考課制度運用上の課題
 ・評価者の心構え

6.評価者コースの展開

本コースは「MSC人事トータル・システム」のシリーズとして「基本コース」を起点に次のコース展開を図ることができます。なお、人事管理に関するコンサルテーションもさせていただきます。

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7.人事考課(PA)とヒューマン・アセスメント(HA)の関連

・■は人事考課、線(ライン)の評価、職務遂行の場を評定
・●ヒューマン・アセスメント、複数演習の場を観察評定

8.オリジナル評価事例作成概要

🔶作成手順

🔵Step1:対象職務の選定
→各部門の中から、研修参加者が共通に理解できる職務をモデルとする

🔵Step2:情報提供者の選定
→モデルとなる職務を担当している人物。その直属の上司。関係部署の責任者もしくは担当者を選定する。

🔵Step3:対象職務の事前情報収集
組織図・業務概要・職務記述書等をご提示いただき、選定モデルを取り巻く状況について情報収集する。

🔵Step4:対象職務の実態取材
提示いただいた資料をベースに情報提供者からさらに詳細な情報収集を行う。また対象職務担当者についても「背景情報」や「最近1 ~ 2年の業績・勤務態度」に関して情報収集を行う。

🔵Step5:事例作成をチェック
実態把握の後、MSCコンサルタントが事例作成。 着眼点として意思統一を必要とするポイントの抽出などのチェックを行う。

🔵Step6:合議による評定作成
人事スタッフ、MSCコンサルタント相互に評定を行い、結果を持ちより、モデル評定を作成する。

🔶オリジナル評価事例作成工程表(標準)

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9.おすすめソリューション

10.会社概要

会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント

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