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銭形平次について

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大川橋蔵・主演 銭形平次 第158話「獅子の舞」(1969)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:野上龍雄 監督:佐々木康 あらすじ お延の父親である踊りの師匠・宗十郎が何者かに殺され、現場にはお延の弟・太郎吉の煙草入れが落ちていた。 「宗十郎をころしたのは太郎吉」という投げ文を受けとった平次は捜査を始める。 太郎吉は、踊りの名人だったが女癖の悪さで勘当されていた。 調べを始めると、後継者を巡る各人の思惑がみえてくる。 誰が太郎吉に罪を着せようとしているのか。平次は、姉弟に寄り添いながら事件の裏に潜む黒幕へと迫っていく。

大川橋蔵・主演 銭形平次 第157話「妄執の刃」(1969)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:櫻井康裕 監督:鳥居元宏 あらすじ 平次が奉行から褒めらると話題になっている頃、平次に恨みを持つ極悪人の影が近づいていた。 平次が昔捕まえた男・辰五郎が島抜けをして平次の命を狙っているのだ。 昔の仲間を集め準備を整える辰五郎は、当時付きまとっていた女・おちかへも近づいていく。 おちかは辰五郎の陰に怯えながら、新しい出会いに先へ進もうとしていた。 平次は全力で辰五郎一味へと立ち向かう。 紹介と感想 捕まえた犯人へも情けをか

大川橋蔵主演「銭形平次」(1966~1984/全888話)+映画1本(1967)

1966年5月4日から1984年4月4日まで全888話が放送された、大川橋蔵が銭形平次を演じたシリーズです。 初期の10年位は毎週休みなく放送されていました。 同一主演で全888話を演じたドラマシリーズは世界最長の記録となります。 (ちなみに、松平健が徳川吉宗を演じた「暴れん坊将軍」は、全823話になります) また、この時期のドラマとしては珍しく、全888話の映像が全て残っているドラマでもあります。 ドラマ『銭形平次』(1966~1984)について 勧善懲悪捕物帳ドラマ

大川橋蔵主演・銭形平次 第108話「腐れ縁」(1968) 万七感想

あらすじ 平次の不調を尻目に、万七が次々と手柄をあげていく。 どうやら、万七は泰造という男に協力をしてもらっているらしい。 ある晩、泰造の一味と酒を飲み交わしていた万七。 万七が酔って眠り込んだタイミングで、泰造達は御金蔵破りを行う。 現場周辺から逃げ出すために利用される万七。 次の日、平次が万七へ泰造のことを訪ねると、万七もある事に気づく。 心配になり直接泰造へ話を聞きに行くが、逆に追いつめられる万七。 その頃、平次はヤクザ者に変装し、敵の本拠地へ乗り込んでいた。 泰造

大川橋蔵・主演 銭形平次 第114話「山刃の掟」(1968)

あらすじ 平次が寝ようとした直後、八五郎が御徒町の旅籠・大野屋で殺しがあったと駆けつけた。 万七が一足先に現場に駆け付けると、山窩が使用する山刄(うめがい)で宿泊客の男が背中を一突きされて殺されていた。 平次達も到着し、宿の関係者や宿泊客へ尋問を始めると、宿泊客の新藤半九郎の荷物から被害者の財布が見つかり、万七は半九郎を犯人と断定する。 宿からの帰り道、呉服の商いで宿泊していた安之助が犯人を見たと告げに来た矢先、賊の集団に襲われ話す間もなく安之助が殺害される。 平次は、宿

大川橋蔵・主演 銭形平次 第116話「四人目の男」(1968)

あらすじ 山岳山人が船宿・鶴喜からの帰り道に殺害された。 平次は、傷口が別々の刃物で二つ付いている事に疑問を覚える。 更に、娘に遺留品を返却しに行くと、持ち物から印籠が消えている事を指摘される。 山岳山人の身体には卍の入墨があり、調べにより抜荷の罪で手配中の男であることが分かった。 事件はすぐに落着するかに見えたが、「自分が殺した」と名乗る人間が次々と現れ始める。 果たして真犯人は誰なのか? その動機は何なのか? 平次は、事件の背後に未だ隠れている人物を追いかけていく。

大川橋蔵・主演 銭形平次 第119話「狂犬」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:岸生朗 監督:長谷川安人 あらすじ 殺しも躊躇わない3人組の凶悪な賊が江戸を荒らし回っていた。 今まさに盗みに入った上總屋で人を殺していた首領の紋次を、背後から女将が殴りつけた。 平次が捜査を開始すると、紋次達は駕籠屋を殺して逃げたことが判明する。 地道に捜査を続け、徐々に賊へと迫っていく平次。 自分たちが傷をつけた女と、その病身の父を人質に立てこもる紋次達は、身を守るために殺しを重ねていく。 平次も負傷する中、事件はどのよ

大川橋蔵・主演 銭形平次 第120話「炎を呼ぶ女」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:松山威 監督:長谷川安人 あらすじ 島田屋で火事が起こり、土蔵が焼け落ちてしまった。 更に、朝になると島田屋の主人が朝参りへ行った先で首を吊った姿で発見される。 どうやら、旗本の家宝が焼けてしまったとのことで、それを苦にして自殺したのではと思われた。 平次は、火の気のない土蔵が燃えたのは火付けではないかと検討をつけ、島田屋へ恨みのある者の犯行ではと調べを始める。 土蔵が燃える前に島田屋へ「六兵衛が会いに来るから」と伝えに来た

大川橋蔵・主演 銭形平次 第128話「鏡の中の顔」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:浅井昭三郎 監督:長谷川安人 あらすじ 祝言間近の太田屋の娘・お千代は部屋の鏡を見ながら、幼い自分を助けてくれた男のことを思い出していた。 結婚前に一度再会したかったとお辰へ話すと、笠のかかった月の晩に手鏡をかざすと思い人や探し人が写るという言い伝えを教えてくれた。 月夜の晩に試してみたお千代の手鏡に、見知らぬ男の顔が浮かぶ。 ある日のひょうたん。お千代お千代と呟きながら飲んでいる男がおり、お千代と友人のお弓は、彼女が祝言

大川橋蔵・主演 銭形平次 第129話「ふくろう組異聞」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:井手潤一郎 監督:佐々木康 あらすじ 見張りの武士ですら皆殺しにして盗みを働く凶賊・ふくろう組。 しかし、白井という侍が一命を取り止め、斬りつけた時に見た一味の一人の顔を平次へ伝える。 早速、人相書きが町中へ回され、平次は密告を元に一味の一人を捕まえる。 密告したお秀は、賞金の為に売ったのだと仲間内から村八分にされる。 しかし、お秀には賞金が必要な理由があったのだ。 一方、平次は捕えた男が隠していた、仲間内で合図をする笛を頼

大川橋蔵・主演 銭形平次 第130話「潮風の歌」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:高橋稔 監督:長谷川安人 あらすじ 髪床で働いているが不器用で上手くいかない源助は、今日も客や店主に怒鳴られていた。 所変わって万七と清吉は、評判の女中・お波に惹かれて料理屋へ足を運ぶ。 二人で酒を飲んでいると、女中の悲鳴が響き渡り、駆け付けると蝮の池松が死んだ場面に立ち会うことになる。 平次も駆けつけ捜査を始めると、源助が捜査線上に上がってきた。 源助とお波、それに文吉を加えた3人は同じ故郷から江戸に出て来た幼馴染だった。

大川橋蔵・主演 銭形平次 第131話「浅野屋の娘」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:犬塚稔 監督:倉田準二 あらすじ  平次と八五郎は人殺しがあったと聞き居酒屋を訪れるが、何も起こっていなかった。  さて帰ろうかとした所、店の二階から悲鳴が聞こえ、山三郎という男が絞殺されていた。  案内した女中・お峰の話によると、山三郎は左官の留吉という男を待っていたらしい。  留吉からの書置きもあり、一階で飲んでいた留吉も店から逃げ出したが、聞き込みによると留吉は今まで一度も二階へ上がった事はないらしい。  本当に留吉が

大川橋蔵・主演 銭形平次 第132話「怪盗稲荷小僧」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:松村昌治 監督:長谷川安人 あらすじ 義賊として人気の稲荷小僧。 今日も軽やかな身のこなしで町方の手をすり抜け、貧困にあえぐ人に小判を配っていた。 笹野に頼まれた平次も稲荷小僧の探索へ乗り出すが、平次に手伝ってほしいと笹野に頼んだ原口と言う同心が稲荷小僧に殺される。 平次は、原口に頼まれた百軒長屋へ潜入を試みるが、平次も知らない間に原口の妹・八重も潜入していたのだった。 果たして稲荷小僧は誰なのか。荒れた長屋を舞台に展開され

大川橋蔵・主演 銭形平次 第133話「ご寮はん」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ 脚本:高橋稔 監督:佐々木康 あらすじ 薬問屋の娘・お雪が自宅の蔵に閉じ込められて燃やされそうになった。 お雪は、幸吉に惚れていたが、幸吉はお仙という女に惚れていた。 現場にはお仙の鈴が落ちており、自然とお仙に放火の疑いがかかっていく。 万七はお仙を捕まえるが、お仙は容疑を否認する。 事件当時、ちょうど木賃宿の女中の撒いていた水がかかったので証明できると言うのだ。 その時、20年前に幸吉と生き別れたという母親が、幸吉に会いたくなり