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まちの本屋リノベーションプロジェクトを立ち上げた理由 by 住まいの松栄 代表 酒井洋輔
まちの本屋のリノベーションプロジェクトは石堂書店、三輪舎、住まいの松栄の3社が手をとり立ち上げたプロジェクトです。今回は、住まいの松栄の代表、酒井洋輔さんにプロジェクトを立ち上げた理由・経緯を執筆いただいております。
まちの本屋リノベーションプロジェクトの理由・経緯
もともとは私は生まれも育ちも妙蓮寺なので、小さい頃から石堂書店にお世話になっていて、小学生の頃は小遣いを握りしめて、毎月コロコロコミックを買いに来ていました。
東京で就職してからは遠ざかっていましたが、地元に戻って家業の不動産建築業を手伝うことになってから、また訪れるようになりました。そして私がまちづくりの一環として古民家カフェをオープンさせたときに、イベントで3代目の智之さんに紙芝居をしてもらったことが、今のご縁のはじまりでした。
その後、同じ地元の商店街仲間として老朽化している建物の相談に乗ったりしていた中で、智之さんや2代目のお父さんともよく話すようになり、「これは建物の前に本屋というビジネスモデルのリノベーションが必要だ」ということに気づき「まちに本屋を残すためにはどうすればよいか」ということを、一緒に考えるようになりました。
しかし私はまちづくりの知識はあっても、本のことはよくわからないため、本業界のプロがもう一人必要だと思い、三輪舎の中岡さんに協力を依頼し、石堂書店、三輪舎、住まいの松栄の三社で「まちの本屋リノベーションプロジェクト」を起ち上げることになりました。
「まちの文化拠点」となっていくモデル
プロジェクトの中で、私達の立ち位置はちょっと変わっているのですが、率直に言ってしまうと、私は「まちの本屋は本の小売だけでは成り立たない」と思っています。
しかし、それと同時に「まちに本屋は絶対必要」とも思っています。
やっぱり本屋が「ある街」と「ない街」だったら、「ある街」に住みたいですからね。
この矛盾を埋めるために、弊社は「本以外のビジネスモデルの起ち上げ」を提案しています。具体的には、まちの本屋がローカル型のコワーキングやイベントスペースをオープンさせ「まちの文化拠点」となっていくモデルです。
まだまだプロジェクトは始まったばかりですが、これから色々な方のお力を借りながら、みんなで「新しいまちの本屋」をつくりあげていけたら、と思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクトの今後の予定
8月-9月
クラウドファンディングを実施
9月末ー10月
「こしいどう書店」のDIY
10月頃
「こしいどう書店」オープン
クラウドファンディング開始しました
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