今日は少しまじめに、ビジネスのお話…
日本の製造業は、すごいことをやっているのに、その価値が伝っていないことが多い。
価格決定権が弱く、収益性が低い、というケースがよくあります。
何が決定的に足りないのか?
ヒントになるような記事があったので、シェアします。
佐藤可士和氏の企業ブランディングのニュースから
NOK(エヌオーケー)という、日本企業ですが、
聞いたことのない会社
製造業でも、最終製品ではなく、部品をつくっている会社が数多くあります。
知っている人と、知らない人のギャップが大きい
既存の取引先からは、よく知られた存在(知名度が高い)けど、
知らない人には、まったく知られていない(存在しないのも同然)
特定の人だけでも、よく知られていれば、ビジネスは成立します
しかし、さらにビジネスを成長させるには、今までの延長線上では難しい…
という状況も、よくある話
本質的価値を言語化する
もはや、部品を製造しているメーカーという捉え方ではなく、
社会的に重要な価値を生み出す会社、という感じ
社員の認識から、揃える
自分たちの会社は、どんな会社か?
当たり前すぎて、答えるのが難しい
時と場合によって、表現がバラつくと、
社内のベクトルが揃っていないように感じることがある
NOKも同様に、コアメッセージが整ったことで、
社員の認識、思考や行動まで揃い、
さらにシナジー効果が高まることが期待できそうですね
社外から見たブランド力の前に、
社内を揃える効果が大きい
B2B企業では、特に注目すべき点です
意志を持って、外へ伝える
自然に任せて、知られる状態から、
意志を持って、外へ発信し、伝える
コミュニケーションのスイッチを切り替える、
という発想が、すごく刺さりました。
今の私にも、この発想が必要だな、と
製品品質から、知覚品質へ
「知覚品質」とは、製品の本質的な品質だけでなく、代替品と比べた際に想起する品質や優位性を指す
絶対的な安心感、信頼感、
他と比較されない、独自の価値ですね。
今日は、B2B製造業のブランディング戦略を通して、
価値言語化の効果を確認できました。
凄く力強いメッセージを受け取れる記事です。
よろしければ、一読を!
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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