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mou_ciel
2018年6月29日 16:09
「死ぬとはどういうことか」と考えるのはすごく面白い。この問いに答えはない。答えを認識する主体が存在しないからだ。答えがない問いに立ち向かうのは時間の無駄だと嘆かれるだろうか。しかし人の営みなど無駄ばかりである。無駄じゃないことなどどれほどあるだろうか。南直哉さんの本にこのような記述がある。「友よ。そのとき君は大人にたずねただろう。死ぬとはどういうことか。死とは何か。すると大人は答え
2018年5月9日 17:15
「渇き」という映画を見た。ひどく辛く、悲しく、痛みがある映画だった。愛がわからず、人がわからず、それゆえに愛を渇望する。この中で僕は、「DVも愛の表現の一つなのではないか」と感じた。まさしくそこには愛があったのだ。むしろ主人公の現実の中でいえば、DVの中にしか愛がなかったとも言えるかもしれない。そうやって感じられた時に「愛」が怖いと感じるようになった。愛は狂気と陽気の間ある微妙な存