BOOK REVIEW vol.061 左脳さん、右脳さん。-あなたにも体感できる意識変容の5ステップ-
今回のブックレビューは、ネドじゅんさんの『左脳さん、右脳さん。-あなたにも体感できる意識変容の5ステップ-』（ナチュラルスピリット）です！
Amazonで目に留まった、『左脳さん、右脳さん。』というタイトル文字。「これは…！？」と思い、内容も詳しく調べずにポチしました。（昨年3月に出版されて以来、すごく売れているようですね！）
著者は、ネドじゅんさん。大変失礼ながら存じ上げなかったのですが、『大阪出身、昭和40年代生まれのオカン。』というプロフィールの出だしに「ふふ^^」っと和みました。文章も肩肘張らずに読める親しみやすさがあり、時々笑いどころ？もあったりして読みやすさは抜群です。（しかもオールカラー！）
さてさて、予備知識ゼロの状態で自宅に届いたこちらのご本ですが、帯の言葉を見て、ますます興味がわきました。
ある日突然、思考が消えて
完全マインドフルネス状態に。
「ある日突然、思考が消えることなんてある？」と、最初は半信半疑でしたし、それと同時に「“思考が消える”ってどうゆうこと？」という疑問もわいてきました。読み進めるうちにわかったことは、ここでいう「思考」とは、頭の中で常に流れている“ひとりごと”のような意識のこと。昨日の会話を思い返して、「あんなこと言うんじゃなかった〜」と激しく後悔したり、過去の出来事を思い出して悲しくなったり、怒りが再燃したり・・・必要ないのについ延々と考えてしまう思考のことです。
この“ひとりごと”の多さは、人と比べられるものではありませんが、私はかなり多い自信がありますw（そういえば、つい先日も鍼灸院の先生から「考えすぎですね」と言われたばかり😂）。この、ぐるぐるとまわり続ける思考が消えたら、どんなにスッキリするだろう！とわくわくしてきます。本当は、まだほんのちょっと、「本当にできるん？」と疑り深い私もいたのですが、帯に書かれた『オカンにできたんよ。できるよ。やり方ぜーんぶ書いたから！』という心強い言葉に背中を押されて、ページを開きました。
ネタバレになるのでやり方については触れませんが、内容は、思考が止められない原因や、左脳と右脳の働きの違いをはじめとした「解説編」と、意識変容のためのワークが記された「実践編」に分けられ、イラストも交えて、非常にわかりやすく書かれていました。ワークのやり方は、予想以上に簡単！「意識変容」と聞くと、難しいワークが必要な気がしていたのですが、日常の中に気軽に取り入れられるものばかりで（筋トレのように何度も繰り返す必要はあるのですが）、初心者の私でも「これならできるかも♪」と思ったほどです。
「思考を止める」といっても、忘れてはいけないなと思ったのは、決して「思考＝左脳」が悪者ではないということ。言語や計算、論理的思考を司る左脳も、直観を担当する右脳もどちらも重要で、ひとつのチーム。それぞれの機能や役割をわかりやすく解説されているので、とても学びになりました。そして、何より、ネドじゅんさんのご経験をもとに書かれているので、めちゃめちゃ説得力があります！
「いま・ここ」の自分で在り続けるために、私もさっそくワークを続けてみます。今思えば、Amazonでタイトルを見かけた時に、「これは…！？」と思ったのも、私の右脳さんが「これだよ〜」教えてくれたのかもしれませんね^^
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