試験本番で力を発揮するためにやるべきたった1つのこと
こんにちは。
いつもは仕事に繋がる家庭のスキル、家庭に繋がるビジネススキルについて書いていますが、
本日は企画に乗っかって、受験やその他の試験について書いていこうと思います。
さて、何を話すかというと、今回は、
「試験で本番を発揮できない理由と、自分の持てる力を出す秘訣を知ろう」
ということを書こうかなと。
かくいう僕は、過去のセンター試験(今は大学入学共通テスト、でしたっけ?)でやらかしまして、
数学の大問丸々マーク忘れをしました。
しかし、その後巻き返して、志望大学合格を勝ち取った、という経験があります。
その後、医学や生理学など体や脳に関する学びを続けていくうちに、
試験で力が出せない人と出せる人の大きな違いがわかってきました。
受験や資格試験など、これから大事なテストを控えているかもしれないあなたのお役に立てる内容となっています。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてみてくださいね。
○思考を司る前頭葉
問題を読み、
その問いの解き方を思い出し、
適切な形で書く
という、いわゆる「問題を解く」という作業は、大脳の「前頭葉」という場所で行われています。
思考はもちろんですが、
記憶にも関わりますし、
計画・実行や衝動性を抑えるなど、
理性を司る場所でもあります。
人間はこの前頭葉が他の動物と比較して大きいために、ここまで文明が発展してきた、とも言えますね。
複雑な問題に直面した時に、この前頭葉がフル回転して問題を解こうとするんです。
○テスト中に冷静さを欠いたら負け
で、この前頭葉、
「交感神経の過活動によって働きが抑制される」
んです。
交感神経というのは、自律神経のうちの「興奮や緊張」に関与する神経です。
緊急事態に、「逃走闘争反応」と呼ばれる、
逃げるor戦うための身体機能を促進するように働きます。
敵に襲われた時に、
「これはヤバい!!!!!」
となっている時の状況ですね。
心拍数や血圧を急激に上げて、
体に力が入りやすいようにして、
その場からすぐに逃げることに、もしくは戦って相手を倒すことに集中する
そんな神経です。
まぁ襲われた時に、「冷静に交渉してみよう」とはならないですよね。
そんな冷静に考える機能をオフにして、
「逃げるか戦うかに集中する機能」が人間には備わっているわけです。
しテストは、あなたを食べようとはしないんです。
ただ、難しい問題に直面した時には、
「食われる!」と感じるのか、一気に緊張します。
その瞬間、テストを解くべきタイミングにも関わらず交感神経があなたの前頭葉の活動をオフにして、
戦い方を論理戦ではなく肉弾戦に変えようとします。
そうなってしまったら冷静さを取り戻すまで、
テストには勝てません。
あえなくテストに飲み込まれ、力を発揮できずに終わってしまうことになります。
○テストの時にやるべきたった一つのこと
ということは、テストで力を発揮するためには、
「交感神経が過度に働かないように、気持ちを抑える」
これが1番大事なんです。
具体的にいうと、
「交感神経と対の働きをする副交感神経を働かせる」
ことで、この状態を防ぐことが可能です。
ようやく本題ですが、
何をすれば良いか、というと、
「問題用紙が配られている時、軽く息を吸って、ゆっくり息を吐く、を繰り返す」
これだけです。
3秒吸って6秒かけて吐くのがオススメです(吐ききった後、すぐに息を吸わないようにするとより良いです)
息を吐く、というのは副交感神経の活動を促進するアクションとして、高いエビデンスがあります。
テスト直前はおそらく呼吸が浅くなっているはず。
緊張しているのだから、当たり前と言えば当たり前です。
しかしこれを意図的に深い呼吸にする。
自律神経は本来人間が意識してコントロールできない神経ですが、
呼吸は、誰でも簡単に自律神経をコントロールできるツールです。
簡単にできるので、ぜひぜひ試験前にやってみてください。
まとめ
こんな些細なことではありますが、意識して行うことで力が発揮しやすくなるなら、やらない手はないですよ!
ぜひともこの記事を読んだ次の試験から、試してみてくださいね。
試験中、「わからなくなった!」ってタイミングでやっていただくのもありですよ。
あなたの挑戦が無事成功しますように。
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こちらの記事はたくさんの方に読んでいただけました!
以上、宣伝でした!
それではまた。