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生活スキルとは【後編】
ご覧いただきありがとうございます。
放課後等デイサービス森のひろばです。
今回は生活スキルとはの後編です。
前編はこちら↓
前編では、将来を見据えた支援とは何か、生活スキルとは何か、自律と自立の違いをご説明させていただきました。
後編では、なぜ自律が大切になってくるかをご説明いたします。
私たちは生活していく中で自然と身につけている計画を立てること。
なぜこれが発達に凸凹がある子どもたちに大切で、あえてその時間を保証するのか。
まずひとつは、見通しがもてる安心。
発達の特性で見通しが持ちにくい事、初めてのことは不安感が強くなります。
そのためパニックを起こしてしまい、突然泣き出したり、暴れだしたり、拒否する場面が多くなり、それを見た大人は問題行動と捉えます。
森のひろばの母体である【コネクトwithチャイルド】では、子どもの行動には必ず意味があることをみなさんに知っていただくため、事業所内研修や保護者の方への勉強会、ペアトレなどをしています。
この子どもの行動の意味を知るだけで、子ども自身が安心して生活できる時間を保証できるのです。
そのひとつとしてまず知ってほしいのは、凸凹っ子には特に見通しが大切だということ。
計画を立てる=見通しに繋がります。
そのスケジュール作成も、子ども自身がすることで自己決定からの自信・確信・安心が得られ気持ちの安定も保証されます。
私たちも旅行に行ったときなど何も考えずに行動するよりも計画を立てて行動する方が安心にも繋がるし充実感も得られませんか?
凸凹っ子たちだから特別な事ではなく、凸凹っ子の特性を理解して時間と手立てを保証する場所が必要なのです。
でも少し注意することがあります。
それは、スケジュールを見る子ども自身がどれほど理解できているかです。
例で少しだけご紹介いたします。
例)
①スケジュール作成→パニック=なぜ?
②スケジュール作成前→作成しない=なぜ?
③スケジュール作成→計画通り行動→パニッ=なぜ?
☆原因はひとつとは限りません。仮説として複数考えられることは、、、
①スケジュール作成をしたのにパニックを起こして大泣きしてしまった。
・スケジュールは誰が作成したか。
・スケジュールひとつひとつの関連付けは子ども自身できているか。
(文字のみ・イラスト・写真など子どもが関連付けしやすいものを使用しているか)
・大人の都合でスケジュール作成をしていないか。
・子どもに寄り添い、子どもの許容範囲でスケジュール作成をしているか。
②スケジュール作成をしようと絵カードを出したけれど、遊びだして作成してくれない。
・絵カードの意味は関連付けられているか。
(物には名前があることを理解できているか)
・スケジュールを立てることで見通しが持てる経験をしたことがあるか。
・見通しをもつことで安心と感じられた経験をしたことがあるか。
・遊びの時間とスケジュール作成の時間をひとつずつ保証できているか。
③子どもがスケジュール作成をおこない計画に沿って行動していたが急にパニックになった。
・計画に沿って行動していた時、急な予定変更をする状況に置かれていないか。
・スケジュールカードの内容と実際の内容を子ども自身と大人の不一致が生じていないか。
・過剰な声掛け、確認、誘導をしていないか。
・終わったスケジュールは終わりがわかるようにしているか。
ひとつの行動に対してたくさんの仮説が上げられます。
その中で森のひろばが特に大切にしているのは、子どもたちひとりひとりにに合った物を提供する事。
その中には、発達状況・発達特性・理解しやすいカード・見通しの持ちやすさ・社会に出て経験を重ねることが含まれています。
凸凹っ子に限らず、人は経験からたくさんの事を知り得て自身の物にしていきます。
それが当たり前になるには時間が必要です。
その時間を森のひろばでは保証し、遊びや経験の中で自然と習得していき生活スキルをいつの間にか習得できていた!という成功体験を保証する場にしています。
具体的には、、、、、
・バスや電車に乗るにはどういった計画を立てればよいか。
・バスや電車に乗るにはどういった社会のルールがあるのか。
・買い物に行くにはまず何から計画を立てる必要があるのか。
・買い物に行って会計時にはどういった行動・ルールがあるのか。
上記にあげたものはほんの少しですが、森のひろばでは子どもたちには実際に自分の昼食やおやつを買いに行く機会を毎日保証しています。
その毎日の中で買い物が当たり前にでき、買いたい物の選択肢が増え、選択するチカラ、発信するチカラ、受け取るチカラなどたくさんのチカラを日々の生活の中で習得し生活スキルを身につけていくお手伝いができるように支援しています。
後編も長くなってしまいました💦
次回は社会スキルについて書いていこうと思います。
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