自分との関係性を築いてほしい。土台作りを丁寧に、確実に。

土台ができていないと崩れちゃうんです。

人との関係性によく疲れていた時期があった。

あの時のことを少し思い返してみると、
あの頃は、自分との関係性が全く築けていなかった。

自分が分からないから、気づかぬうちに人の時間を歩むことになっていたり、人の言葉を妄信したり、そうやって最初は「よし、これで自分の好きなことやっていけるぞ。」なんて思っていたとしてもすぐに、「あれ、自分って何してるんだっけ。」みたいな状態になる。

行きたい場所が明確になっていないのに、案内人の方から道案内されているみたいな。そんな感じ。「え？今何してるの？どこに行ってるの？」って。

そうやっていつの間にか、落ち込んでる自分が致し、
何をしてもモヤモヤする時期があった。

あるタイミングから、自分と対話する時間を積極的に取り入れていくようになった。

紙の上でペンを走らせる時間もあれば、ベンチに座って頭の中で色々考えることもあれば、こうやって文字をパチパちと打ち込むこともした。

その時の自分に合った方法で、自分の内側に意識を向ける自分だけの時間をつくるようになってからは、なんというか、自分の土台が出来上がっていく感じがした。もちろん少し時間はかかるのだが。

その状態になると、人との関係性も以前より上手く築いていけるようになって、新たな出会いや、人との色んな対話を、自分にしっかりと落とし込むことができていた。
はっきりと「自分」という土台があり、そこから物事を考えられるようになったから、迷いなく進めるし、日常に満足いくことが多くなった。
人の土台の上で迷走していたあの頃とは違う。

僕は最近「自分の内側に意識を向けること」「自己肯定」「自己受容」「自分らしさ」に焦点を当てた記事を書くことが多くなったが、それほどに「自分」のことを第一に考えることの大切さを身にしみてわかっているから。

自己中心的。という言葉で片づけてしまうのなら、それはあまりにも雑なまとめ方だ。自分を大事にできない人生なんて、生きている意味なんかない。

だからこそまずは、「自分との関係性づくり」

ぜひとも今、この記事を読むあなたにやってほしい。
自分の土台を丁寧に、ゆっくりでいいから、焦らなくてもいいから。