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【読書アウトプットの究極系】TAKE NOTES!/ズンク・アーレンス

読書において、本を読むだけでなく「アウトプットする」ことはもはや常識になりつつあります。

最近では、以下のようにアウトプットを推奨する読書法の本も珍しくはありません。

アウトプット大全

「読む」だけで終わりにしない読書術

OUTPUT読書術

読書は「アウトプット」が99%

このことからも、読書をアウトプットすることが重要だということが分かります。

では、なぜ読書においてのアウトプットが重要なのでしょうか。最大の理由は、「アウトプットすることで記憶が定着するから」です。

人の脳は忘れるようにできていますが、何度もアウトプットすることで重要なことだと認識され、記憶へと定着します。

・・・記憶することが本当にそんなに重要なのでしょうか?

私は違うと思います。記憶したことを発展させたり、組み合わせたりすることで新しいアイデアを生み出すことこそが本質だと思います。

そして今回、新しいアイデアを生み出すための読書術(メモ術)を丁寧に解説してくれる本を紹介します。

【読書アウトプットの究極系】それが本書「TAKE NOTES!」に記載されている、ツェッテルカステン。

ツェッテルカステンとは簡単に言うと「メモを通して自分の思考を深めると同時に、メモ同士のつながりから新しいアイデアを創造する」というもの。

アウトプットを通して自己成長をさらに加速させたい人にとっては"革命"と言っても過言ではない1冊だと感じています。

わたしは今まで読書のアウトプットを書評という形で残してきました。書評はブログで200記事ほど書きましたが、あくまで1冊の本に対する考察であり、自分の思考を深めたり新しいアイデアを生み出すには不十分でした。

さらに本書を読んで1番はっとしたことは、「本の内容をそのままノートに書き写したり、本の中に下線を引いたりコメントを残すことは無駄」だということ。

薄々は感じていたものの、どうしようもないとなぁなぁにしてしまっていた部分を、本書ではズバリ無駄だと指摘していたのです。

今までのわたしの読書法は、書評を書くための読書になっていたのだと気付きました。もちろん、書評を書くだけでも大きな効果はありましたし、自分の中では満足していました。

ただ、ツェッテルカステンを知っていれば、10倍ぐらい効率よく読書ができていただろうと想像できます。

今までの読書との違いは、「自分の頭で考え、自分の言葉でアウトプットする」というのを重視する点。思考が深まるというメリットはもちろん、単に文字を書き写すよりも、理解した方が記憶に残るというメリットもあります。

ツェッテルカステンは正直、実践するのは簡単ではないです。ただ、やれば確実に人生は変わると思います。わたしも少しずつ実践しながら、最適なメモ術(読書術)を身につけていきます!

今回紹介した「TAKE NOTES!」2021年に読んだ本の中でもベスト3に入る良書でした。

【読書アウトプットまとめ】

◆読書アウトプット 初級
読書の内容を記憶する
→読んだら忘れない読書術

◆読書アウトプット 中級
読書を通して思考を深める
→0秒思考

◆読書アウトプット 上級
読書メモのつながりから新しいアイデアを生み出す
→TAKE NOTES!

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