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🌲🎀冬の森の中に暖かさを見つけた、散歩日記

(約1100字)

昨日はお昼ごはんを食べたあと、森を散歩。

遊歩道から横を見た写真

木々が葉を落とし、
すっかり向こう側が見渡せるようになりました。

遊歩道の前方を写した写真

このオレンジ色に輝く地面は、全部松の葉なんです。
移住したばかりの頃は、これを土だと思いこんでいましたが、やっとわかるようになりました。

歩いていても、時折はらはらと何かが落ちてきて、なんだろう?と思ったら、
夫が「松の葉だよ」と。
こういう時、誰かと一緒っていいなと思います。
視覚障害があると、勘違いも多い。
まぁ、それはそれで悪くないのだけど(笑)


久しぶりに川のほうへ行ってみました。

川への道はゴロゴロとした石が多く、慎重に進みます。
ちょこっとその辺を歩くだけのつもりだったので、普通のスニーカーで来てしまいました。
トレッキングシューズにしておけばよかった!

よく言われることだけど、
歩きだしたら止まらない!
そこに道があるから!

だんだんと水の流れる音が大きくなってきて、
やがて吊橋に出ます。

吊橋の写真

前来た時には、橋のロープの所にトンボが止まっていたっけ。

枯木と川の写真

全体的に黄土色っぽくてわかりにくい写真ですが、川です。

反対側の川の写真

こちらは太陽のある側。
みなもが光っているので、わかりやすいでしょうか?

白根火山のほうから流れてくるので、硫黄を含んでいます。
その酸性の川の水を中和する施設が、草津町には2ヵ所ありまして、
1つはこの上流にあるのです。
そこで石灰水を投入するので、川の水が濁っているのかもしれません。

太陽に照らされる木と川の写真

背の低い葉はまだ緑が残っています。
翡翠色の川面とあいまって、冬なのに暖かさを感じる景色に目を奪われました。

そう、実際に昨日は最高気温11℃と、とても暖かかったのです。

ただ、冬至が近いのは感じました。

木の隙間から太陽が草を照らす写真

1時頃で、太陽がこの低さですもの。
青々と茂る葉が、低い太陽に照らされ銀色に輝きます。
このミスマッチさが、時間の感覚を消し去ってしまったのでしょうか。
しばらく立ち止まって眺めていました。


木の生い茂っている辺りを歩いていくと、
「なんか落ちてる」

ガムテープのような物を拾い上げた写真

夫が何かを拾い上げてひらひらさせています。

「木の皮だ。作り物みたい」

「え?どれどれ……」

私も手にとって触ってみたら、
ぺらぺら。
ほんとに薄くて紙みたい!

あぁ、そっか。これから紙ができるんだもんな。
今月イチ納得した一件でした。

木の皮の写真

はじっこが破れてくるんってなっちゃってるあたり、届いたダンボールを開ける時に、はがしたガムテープみたいだわ。
質感はもっと紙っぽいですが。


エメラルドグリーンの川面の写真

さっき渡った吊橋の川と同じ川。
これは車道にかかる橋からの眺め。
長野県との県境の峠の方角です。

どうです!見事な草津色でしょう?


枯葉がサクサク、地面の写真
見て頂きありがとうございました
よい週末を!

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