汝自身を知れ、我唯一のことを知る
ウツミの心理描写なんですけど、これ、わたしが常々思っていることでもある。
自分のことを考えるのが苦手だと初めに気付いたのは多分就活の時だ。自己分析、というやらがひどく苦手だった。考えても自分のことがよくわからない。「これをした」という事実は書けても、「何故それをしたのか」という動機が思い出せない。いま現在自分が立っている場所やしていることについても、明確な意思があるかと言われると難しい。昔から夢や目標という言葉が嫌いだった。そういう不確定な将来について考えたり努力したりするこ