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はじめてのハーフマラソン in Bonn
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マラソンを走ろうと思った経緯
4月22日(土)会場であるBonnに到着。
休日というのと、マラソン大会効果もあってか?街中は人で溢れていた。まず、特設会場でTシャツやゼッケンの引き換えを行い、その後、一緒に来てくれていた友達とカフェでのんびりした。友達曰く、私はとてもそわそわしていたとのこと。笑
夕方、友達と別れ、宿泊するホテルに向かい、片言なドイツ語で何とかチェックイン。
しかし、このホテルでアクシデントが。ホテルの受付に、なんと違う部屋のルームキーを渡されていた。結局は、私が間違って入ろうとしていた部屋のおじさんに助けられ、無事に自分の部屋の鍵をもらえたのだが。。。英語もドイツ語もままならない私を救ってくれた親切なおじさん、本当にありがとう。
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ゼッケン、特典のTシャツとリュック
ホテルの部屋でしばらくゆっくり過ごし、夜は同じ大会のフルマラソンに(旦那さんが)出場されるご夫婦に誘ってもらい、お店で晩御飯を食べた。
その方は各地でフルマラソンを何度も経験されていたので、チャンピオンチップ(タイム計測器)の付け方や補給食のタイミング等、気になることを色々質問させてもらった。アドバイスをたくさんもらい、おまけに晩御飯までご馳走になった。
歩いてホテルに戻り、シャワーを浴びてサッカー中継を見ながらのんびりしていたが、気が付くと寝てしまっていた。起きると旦那さんから不在着信が何件も残っていた。彼は、出張のため、日付が変わった23日0時半頃ホテルに到着。私に連絡をしたが、寝ていたため部屋に入れず。仕方なく受付へカードキーをもらいに行ったが、内側からドアチェーンをかけていたため入れず。
私が奇跡的に目覚めたので、無事部屋に入ることができた。寝ぼけていたので、部屋に入れた後のことをあまり覚えていないが、私ならブチ切れていてもおかしくはない。ほんとにごめんなさい。笑
4月23日(日)大会当日。5時45分起床。
身支度をして、持参したおにぎり、バナナ、オレンジジュースなどを摂取。
YouTubeを見ながらストレッチをする。
旦那さんは7時頃、のそのそと起床。
そりゃ寝不足よな。完全なるコンディション不良。
ハーフマラソンは8時45分スタート。スタート地点はホテルからも近かったので、8時20分頃にホテルを出た。
今回、私が決めた目標は
歩かない
制限時間(3時間)内に走りきる
の二つだった。
日頃の練習では1㎞/7分を目安に走っていたので、練習通りにいけば目標達成できるはず。しかし、結局最大12㎞までしか走っていなかったので、ハーフは未知の世界だった。
そしていよいよスタート!
写真がなくて残念だが、ライン川沿いのすごく素敵なコースだった。緩やかな下り坂も多かったことから、普段よりも少し早めのいいペースで進む(1km/6分30秒以下)。13kmぐらいまでは会話もできていて、凄くいいペースだったように思う。しかし、残りの7-8kmがしんどかった。
16km過ぎたところで、隣を走っていた旦那さんが、か細い声で「、、、俺ちょっと無理かも。」と言った。
「え?歩くってこと?大丈夫?給水しっかりするんよ!」私は心配しながらも、彼を置いて一人で走ることにした。
え、置いてくの?!と思う人もいるかもしれないが、夫婦と言えども勝負の世界なので、私は自分の記録を優先した。スタート前は、「一緒に手を繋いでゴールしたいな!」とか言っていたのに。。。心の中ではバリバリ闘争心を燃やしていたのだった。笑
20kmまで来たところで、昨日一緒に晩御飯を食べた奥さんを発見。日本語で声援をもらい、パワーが出る。しかし、ここから道が狭く、急な上り坂が出てくる。さらに、ゴールが近づくと石畳が出現、地獄だった。足元がぐらついて身体が安定しない。メンタルもやられて一気にスピードダウンした。
「ゴールはどこや、、、早く、、、」と思いながら必死に足を動かし、なんとかゴールにたどり着いた。
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気が緩んだからか、急に脚に激痛がはしる。
膝の曲がらないロボット状態で置き去りにした旦那さんを待つ。
救急車のサイレンが鳴る。担架で運ばれている人もチラホラ。その度に確認をし、不安になる。
しかし、しばらく待っていると汗だくで近づいてくる男が。。。
旦那さんだった。
無事に合流できて私はホッとした。
その後、少し歩いてケータリング会場へ。
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さすがドイツとでも言うべきか。
会場を入ってすぐの場所で、ノンアルビール、グレープフルーツとレモン味のビールが提供されていた。私が見た限りでは、水は見つけられなかった。どこにあったんだろう。
ちなみに、マラソン途中の給水ポイントにもビールが置かれていた。
飲んだ人はいるのだろうか(笑)
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ノンアルビールを飲み、パンを食べて大会終了。
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今回初めてハーフマラソンに挑戦してみて、沿道の声援は本当に力になることを実感した。時々ゼッケンの名前を呼んでくれる人もいて、凄くありがたかった。家からソファやスピーカーを引っ張りだしてきて、歩道で応援している人もいて、中には騒音とか交通規制で迷惑している人もいたとは思うけど、住民みんなでこの大会を盛り上げようとしているところが素敵だと思った。総じて、楽しかった。参加して良かった!
マラソン翌日、起きた瞬間に足が動かなかった。膝を曲げようとしたら激痛がはしる。足の爪も5本真っ黒になっていた。満身創痍(笑)
外に出る用事があったので、固まった足を引きずりながら、あいにくの雨の中外出した。特に階段は地獄だった。しばらくはこの状態が続きそうだ。
次は何をしようかな。
それではこのへんで。