夜のない街と夜だけの街
「夜がない街」というと、皆さんはどこが思い浮かぶだろう。
私にとって、その代表格は「心斎橋」の風景だ。
ある夜、友達と一緒になんばまで車を出し、アメ村の三角公園でたこ焼きを食べたときも、およそ静まり返ったとは言えない様相だった。
その異世界感からか、私は意識せずに塩マヨネーズ味という食べたことないテイストに挑戦してしまっていた。もちろんおいしかった。
ライブ終わりに呑んだとしても、外を出れば、時間の流れを感じないビビットなネオンの光が外壁に纏わりついている。
「焼き鳥」「