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そうだ旅行に行きたい

旅行に行きたい。金ならある。時間がねえ。
ということで今回は「個人的・旅行に行きたい場所」セレクションをお届けします。
需要? 知るかそんなもん。

ということでれっつらごー。



1. ベーカー街221B

イギリスはロンドンに存在する、初恋の人のご自宅である。

なお、シャーロック・ホームズが生きた時代のベーカー街には221Bという住所はなかったらしい。現在では、ベーカー街239のビルが買収され、シャーロック・ホームズ博物館がオープンしたその場所が221Bとして扱われている。ここを221Bとした理由は、階段の数が原作通り17段だったから、らしい。

ホームズだけで聖地巡礼したいな

まじでロンドンは小学生の頃からずっと行きたい行きたい言い続けているのでそろそろ実現させたい……。

2. 大英博物館

大英博物館といえば~??? せーの、「ナイト ミュージアム」~~~!!!

(なんか公式のURLが上手く貼れなかった)

Twitterとかでは「イギリスが他国から収奪した文明の結晶」とか言われてますがこの博物館ひとつに色んな国の歴史がつまってるって考えたら面白くない? しかも入館料が無料
収蔵品の中でも特に見てみたいのはやっぱりミイラとモアイ像。あとFGOプレイヤーなのでラムセス2世も。絶対に1日で回り切れないから、大英博物館だけで2-3日くらい使いたいところ。

3. ノーマン・ロックウェル美術館

アメリカのマサチューセッツ州・ストックブリッジにある美術館。名前そのまま、ノーマン・ロックウェルという画家の作品を収蔵している。

美術系の授業で「鏡を使った作品を1つ選び、解説してください」という課題をしていたときにロックウェルの作品を発見。一目惚れして、いつか実物を見てやろうと決めました。

これが一目惚れした『三重の自画像』(1958)
美術館のタイトルボードかと思いきやこれが実物

モチーフとしては日常の何気ない出来事や市民生活の様子が多い。どちらかというとイラストチック。シュールで面白い。建物自体も写真で見る限り瀟洒で素敵な感じがする。欠点は……ニューヨークから車で3時間くらいかかるところ?

4. オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ

MLBはボルチモア・オリオールズの本拠地。アメリカのメリーランド州にあり、すぐ近くにはベーブ・ルースの生家(現在は博物館)がある。なんか無駄に名前が長くてダサい気がするけど大丈夫?

「何しに行くの?」といわれればそれはもちろん野球を見るのである。ただ、私自身は野球ファンというわけではなく、国内外問わず選手にはあまり興味がないし、高校生野球も見たことがない。MLBの試合結果はオリオールズだけチェックしている(あとたまにオオタニサン)。
なぜオリオールズ? それは幼少期に懸賞でTシャツが当たったから。たったそれだけである。あと単純に黒×オレンジの組み合わせが好き。

オリオールズさんは数年前まで年間勝率が3割~4割台(2018年に至っては2割9分)がほとんどの激弱雑魚チームだった。それが去年、なぜか勝率6割を超えて地区優勝を決めた。びっくりである。一瞬、元阪神の藤浪がいたので覚えている人もいるかもしれない。
今年もなんだか調子が良い。この時期にヤンキースとゲーム差0.5~1.5のデッドヒートを繰り広げている。オリオールズさんがイケイケのうちに、一度くらい現地で試合が見てみたいものだ。

5. 青函トンネル

え、めっちゃ行きたいんよ(ガチトーン)。

いや、なんか実際行ってみたらただのばか長いトンネルなんだろうなってのは薄々思ってる。うん。鉄道しか通れないし。新幹線で20分で通過してしまうらしいし。でも通ってみたいんだよ!!!!!

同じ海底トンネルなら、関門トンネルの方が自動車で行けるし短いんだからそっちにしろよと言われそうだが、もう行った。片道通って満足したので帰りは普通に海上の自動車道路で帰りましたが、何か???

6. 中部国際空港(セントレア空港)

「え? 空港?」と思ったあなた。そうです空港です。空港からどこかへ行くのではなく、空港が目的地です。
何を隠そう、私は東京観光で単身成田空港に物見遊山の為だけに乗り込んだ人間。別に飛行機が好きなわけでも空港マニアでもない。空港限定グルメやグッズを目当てにもしていない。ただ行ったことない空港だからというのが最大の誘因になるのである。

真面目な話をすると、空港はそこで滞在する人のためにショップやレストランなどが充実しており比較的長時間楽しめるようになっていること、私の住んでいる地域からはセントレアまでの航空便がなく陸路以外では行く機会がほぼないことが大きな理由である。
あと、「セントレアフレンズ」っていうなんかかわいい生きものたちがいるらしいので普通に会いたい。グッズ欲しい。

かわいい
中央にいるのは「なぞの旅人 フー」である

7. JR九州「或る列車」

鉄道が好きだ。お金さえ払えば乗っているだけでどこへでもどこまでも連れて行ってくれる感じがする。窓の外のジオラマみたいな街を見て、確かにこの世は地続きなんだなと思う一方、地続きのまま遥か遠くの土地に来てしまったこと、私が一生降り立つことのない土地と一生出会うことのない人々が存在することをひしひしと感じて感慨深くなる。

というわけでせっかくなら特別な列車に乗ってテンション上げたいよね!!!

観光列車と寝台特急に乗るまで死ねないと思っている私である。
中でもこの「或る列車」は、鉄道模型の大家・原信太郎氏が構想した幻の客車を再現したデザインで、これぞ豪華列車!って感じのぴかぴかできらきらの内装をしている。それでいてどこかレトロな雰囲気もある。ネーミングも好き。あと普通に九州に行きたい。

列車は乗ってみたいものがたくさんあり、同じくJR九州の「ふたつ星4047」、寝台特急「カシオペア」、WEST EXPRESS「銀河」、大井川鐵道井川線「星空列車」、水島臨海鉄道、道南いさりび鉄道……。書き出したらキリがない。

まず青春18きっぷを買うっていう目標を達成しようね、俺……(※とっくに成人である)。

8. 南極

ペンギンが好きだからという理由もあるが、単純に地図の果てに行ってみたい。白夜も極夜も見てみたいし、深呼吸して鼻とか肺とか凍らせてみたい。何ならそこで1年過ごしてみたい。死んだら南極に埋葬してくれていい。

私は一般人なので、行くとなれば飛行機かクルーズ船で行くことになるだろう。でも本音を言うなら、砕氷船に乗って越冬隊と一緒に南極に乗り込んでみたかった。

南極へ行くというのは私の人生の小さな目標なので、今のところそれに向けてちびちびお金を貯めたりなんかしている。歳とって暇になったりとか、いざ死にますよとなったりしたときは、飛行機だろうがクルーズだろうが躊躇なく南極に行こうと思う。


以上が行ってみたいところ8選である。

東京に行ったとき、「地元と大して変わんないなあ」と思った。商業施設に入っているお店のほとんどはこっちにもあるし、人が多くて駅が多くて都会はどこも違いがよくわからない。全部「知っている」景色だ。
旅行もそうなんじゃないかなと思う。そりゃあ、旅先で美味しいもの食べたり見たことないもの見たりしたらそれはそれは楽しい。でも行ってしまえば何もかも「既知」に変わってしまう。楽しみにしていたはずのものが過去に変わる。それはロンドンでも、青函トンネルでも、南極でも。
でも私は旅行に行きたいな、と思う。行った先で寂しくなったり、帰ってきてから虚無になったり、数年後に何も思い出せなくなったりしても。「ここ行ったんだよ」って言いたい。ちゃんと帰ってきて、どこも変わんないね、やっぱり家が一番いいよねって。そしたら明日からまたちびちび生きられる気がする。

次はどこに行こうかなって考えてるときが一番楽しくて希望的だからね。





それはそうと東京は楽しい。あれ、行くたびに建物と店が増えて、都市そのものが生きものみたいとはよく言ったものだと思う。旅行というより攻略に近い。ところで東海道新幹線さんはなぜ車内販売をやめてしまったのですか? あの阿呆みたいに硬いアイスが楽しみだったのに……。


おしまい。


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おおみや
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