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「ばいばい」の涙はなんとかならないのかね

やっと泣かずにばいばいできた。
私としては大きな進歩

去年の広島旅、その他の数々の旅もお出かけもやってくる帰りの彼くんとのばいばいがとてつもなく嫌いだった。

ばいばいしたくない。離れたくない。

そんな思いでどうしても泣きたくなってしまう。
涙がどんどん目に溜まる。

そして大体は耐えきれずにぽろりとしてしまう。

2人暮らしは、ばいばいと切ない思いをしないことが私にとってはとても良い。待ち合わせが無いのは少しだけさみしいけれど、さよならのきゅーっと締め付けられるようなさみしさとは比べ物にならない。あれはどうしようもない。

電車でばいばいする時は、時間が決まっているから尚更。落ち着く前に離れなくてらならなくて、気持ちの整理ができずに泣いてしまう。

ばいばいまでの時間がとてつもなく楽しくて、
離れたくなくて、離れる日々が嫌でたまらなくて
しばらく会えないと思うとともうダメで
子供のように泣いてしまう。うるうるする。

どうせすぐ、1週間くらいもすればまた会えると分かっていても全然ダメなんだ。


2人暮らしをして、どうしようもないさみしさのばいばいが無くなったのは嬉しい。待ち合わせのない切なさもあるけれど、それ以上だ。

待ち合わせとばいばいの無い日々だった。

そして今回の広島旅は4ヶ月ぶりくらいにばいばいの時が来た。彼くんの帰省について行った旅、私は仕事に先に帰る。電車の時間は既に決まっている。ギリギリまで遅くしてある。

それでも、離れる15分前、10分前になるとやっぱりダメなんだ。離れたくない。終わって欲しくない。そんな思いで涙が溜まる。

それでもなんとか、初めてかもしれない。零すことはなかった。

たださみしさは心の中には残る。新幹線が到着するとまた再発する。さみしい。会いたい。帰りたい。

また目が赤くなる。

あぁいけない。零れてきそう


「ばいばい」のさみしい涙はどうにかならないのかね

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