
学生最後の旅 広島へいってきます
17:30を過ぎた頃
たぶん彼と最後の横浜駅での待ち合わせ
これから広島に向かう。
夏の旅から7ヶ月が経った。今日までの日々、毎日が濃くてあっという間なような気もすれば、長かったような気もする。
卒業式の片付けを足早に済ませ、5日間の広島旅の準備をして、袴を返してやってきた。昨日の卒業式のことや大学生活をなんとなく振り返る。そして改めて明日からの広島へ想いを馳せる。
今回の目的は “尾道の桜をみる” だったけれど難しそうだなと感じている。天候次第だから仕方ないけれどやっぱり少しだけ残念。

今回の旅には、他にもいくつか目標がある。
◎尾道の桜をみる
厳島神社の鳥居まで歩く
酒蔵巡りをする
適当なお好み焼きやさんで飲む
ひとり旅を楽しむ
本当に広島が好きなのか確かめる
かなり具体的なものから抽象的なものまで。
前回同様、彼と巡る広島旅だけれど今回は彼はオンラインでのインターンが外せなかったため、2日間ほどひとり旅の時間ができた。寂しさもあるけれど実は密かに嬉しい。久しぶりのひとり旅にうきうきなのです。その日の予定は今も計画中なのでなんとか早めに決めてしまいたい。
それから、前回の広島旅は “現実逃避” の部分がとても大きかった。だからより、現実とちがう広島に魅力を感じて「住みたい」って思ったのかもしれないなと、自分の気持ちに疑心暗鬼になっている。それを今回、確かめたいという思いもある。
恋焦がれる広島
久しぶりのひとり旅の時間
目を閉じると思い出す。
瀬戸内海、そこに浮かぶ島々、レモン、日本酒、
そして人びと。
香りや味や、風が肌を撫でるその感触まで。
夏の旅が想起する。
そして、夏とはちがうあの景色を想像する。
今回はどんな姿が見れるんだろう。



ずっと頭から離れなかった。離れることを許されなかった。広島へやっと、ようやく行けるんだと思うと思わず泣いてしまいそう。
「横浜駅着いたよ」
彼から連絡がきました。
さあ、念願の、恋焦がれた、
7ヶ月間毎日のように夢見た広島へ再び
そして学生最後の旅へ
いってきます。


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