妥協を知らずに、まだまだ生きるんだ

就活は終わったけれど私の人生は本当にこれから。

私の “在りたい姿” をもっとちゃんと考えよう。
私にとって大切なものに気づけるようになろう。
未来を考えよう。

こんなことを常に考えながら生きていけるような人に、まずはなりたい。

それがきっと、私の生き方。

昨年2023年の終わり、こんなことをボヤいていました。職業とか肩書きとかに囚われない生き方を考えようと、そうなりたいし、それが私の理想というか夢なのかもしれないと思っていました。

頑張ろうと思っていた矢先に、内定いただいた時ととは違う配属先ではじまった社会人一年目は呆気なく終わるなんて、思いもしませんでした。

でもこうやってなんとか転職して、働いて4ヶ月も経って、もう曖昧な記憶の中にあるたった11回しか働いていない前の職場は、私には合わなかっただけで、無理しなくてよかったと思えるものです。もちろんそれは私が無事に転職できて、働きだしたから、それも大きな不満もないから言えることだと思います。だって、転職するまでの間はずっと｢やっぱり辞めるの早かったかな｣と後悔していましたから。でも、その後悔もいつかおかしいと思う時がくるんだろうとも思ってました。

実家では母は不安そうに、腫れ物を触るように扱い、父は涙目で怒り、優しい祖父も｢ちゃんとしなきゃダメだぞ｣と私に言いました。でも、あの会社は私としては“ちゃんと”なんかしてなかったし、じゃあ“ちゃんと”って誰が決めるんだろう？と改めて自分の価値観や常識と思っている固定概念と向き合わざるを得なくなりました。その時に彼くんが受け入れてくれたのも私にとっては全く意味が分からなかったです。

それに新卒就活の盛りを経験していなくとも、新卒カードしかない我々は、自分の条件全てを通せる職場なんて選べないと思って妥協していたしら経験が必要な分野はインターンも未経験な自分はどうせ取ってもらえないと諦めていたし、ある程度内定をもらえる所を選んで、新卒の就活もしていました。今思えば、半分くらいは理想すぎる理想像と、仮の未来像を作って話していただけなのかもしれません。

でも改めて就職できる、転職活動というカードを持った時、もうなにも諦めないと決めました。

広島に住みたいって夢も、なんなら東京の会社で働きながら(業務委託も可)、好きな場所で働いて、いつか地元の人の役に立つものがしたいという夢も、

未経験でも想像力を使うクリエイティブにちかいものや、ゼネラリストみたいななんでもできる人になれそうなことがしたい夢や、自分で決めて動けることも、好奇心を満たしてくれて大変ながらも楽しく仕事できるような

そんな夢みたいなことを目指しながらの転職活動だったけれど、なんだんだその想い描く夢への道に立っていると、強く感じることができるのです。

妥協して上手くいかなかった新卒
じゃあ妥協しないと決めた転職活動

自分の意思を決して曲げないで、｢やりたい｣や｢好き｣や｢夢｣を追い求めた方が上手くいくのか、と私自身の今までの生き方は間違っていなかったと再認識させられました。

妥協することは悪いこととは思いません。協調性があって良い場面も多々ある。そしてそれが増えるのが社会だと思っています。ある程度の理不尽さはきっとこれから何度もぶつかるんだと思います。でも、私は、私の選んだ会社は、｢妥協はしない｣を選ぶんです。だから私は、これからも妥協はしないで生きていきたいと強く思いました。

実は誕生日の日にも、こんなことを書いていました。

自分らしさを育てるためにサブ目標が3つあります。

・「好き」「面白そう」を純粋に選べるようになる
・チャレンジ精神忘れずに
・この選択を「良かった」と思える行動をする

“自分らしさ”を育てたい24歳の目標を達成するための途中点にある目標をサブ目標としています。

自分の“好き”を表現するのは、否定された時人格否定のように捉えてしまうから怖い。どうしても純粋に選べない。
チャレンジするのもはじめの一歩はどうしても戸惑ってしまう。
｢後悔しない選択を｣とネガティブばかり考えていた。

それを変えたい。越えたい。

そんな思いもありました。まだたった4ヶ月しか働いてない。でも、そのスタートとしては私の理想に近づいているのでは無いかと思える1年でした。

昨年も大学院進学から、専攻を変えての院進、院進を辞める、一年働かないことを考えて、それを経て就職してと、悩みに悩んで、行動してきた一年で、それはそれて辛かったけれど、それはまだスタートにしかなっていなかった2024年。でも今年の終わりになってやっと、進みたい道の上に立つことができました。長かった……

あれだけ嫌がっていた東京での仕事も、不安でいっぱいだった東京での彼との暮らしも、なんだかんだで今の状況を楽しんでいる私がいる。今まで未来の自分のために生きてきた私にとって、“今”を見ながら生きていることは、もちろん生活があるから見なければならないも含まれるけれど、今がすごく不思議な状況でなりません。でもすごくいいことだと思います。

やっとスタートラインに立て、仕事も暮らしもはじまったばかりの一年目。大変なことばかりでやっと一息つけるようになれました。

これからも、この先の道も、私は私らしく｢妥協しないで｣生きていきたいと思います。