みんなハッピーエンドの先を求めているんじゃないか
YOASOBIさん大好きなわたし。
生まれてはじめての推しはYOASOBIです。
5月のライブのことがまだまだ過去の思い出になりません。
曲を聞けば、ひとりライブができちゃいます。
元々はAyaseさんの大ファンで、かつ小説を読むのが好きなことからYOASOBIにハマってしまったわたしは原作と曲と、どっちも大好き。ちゃんと原作も読んでます。
大バズりした『推しの子』もLINEマンガで無料で読めるところまで読み、アニメも最後まで見ました。(面白かった…)
U-NEXT会員なので時々アニメを見るのですが、実は最近思っていることがありまして。
「最近のアニメ、終わりがスタートなの多くない?」
不滅のあなたへ
推しの子
葬送のフリーレン
これしか思い出せなかったけれど、最近流行ったとされるアニメ(だと思うんだけど)たちは、誰かが死んだ後、フリーレンは冒険帰ったところがはじまり。
「終わり」がスタート地点なんだよね。
一般的とされる本や漫画やアニメやドラマ、お話の全ては「The END」でめでたしめでたしで終わっちゃう。
恋愛系なんて分かりやすくて
付き合って終わり。
キスして終わり。
結婚して終わり。
ハッピーエンドを求めて、ハッピーで終われるならいいじゃないか。
でも、きっとみんなこう思ってるんじゃない?
「ハッピーエンドの先が大変なんだよ!!!」
だからみんな、ハッピーエンドの先を考えて行く人が増えて、そんな背景から「終わりがスタート地点」みたいなお話にライトが当たるようになってきたのかな、なんて思ったりしてた。
◇◇◆◆❖
ここからやっと本題なんですけれど、
私、フリーレンめっちゃ好きなんです。
YOASOBIの「勇者」の曲調から好きなんですけど
漫画読んで「!!!」となり、生まれて初めてU-NEXTで更新される土曜日に欠かさず見ています。
内容自体、私は考えさせられるなと思うことが多く
頭の中のやることが増えて、思考が捗る。
葬送のフリーレンは、
魔王を倒した勇者一行が街に帰ってきたところからはじまる。
みんなに歓迎されて迎えられ、一行のお別れ。
人間の勇者はあっという間に死んじゃって、
エルフのフリーレンは今までもこれからも、まだまだ生きていく。
そんなフリーレンが勇者一行の冒険を辿るように、新たに冒険を始めてその中でいろいろ考えていく。
みたいなストーリー。
この「大きなやることが終わった」そして幸せな時をすごした後、まだ生きていかなくちゃいけない我々は、どうやって生きていきたい?という問を投げかけているような気がするんだ。
幸せになりました!ハッピーエンド!
さあ、その後あなたはどうやって生きていく?
何をしたい?なぜそれをする?
それを考える人が増えたから、それを一緒に考えようよ!と言ってるみたいな気がするなと思った。
転職する人が増えているのも、こんな背景がある気がする。
フリーレンはそんな、「ハッピーエンドの先を探しに行こうよ」という冒険物語な気がするんだ。
たかがアニメ、されどアニメ。
こんなこと考えなくなって、この物語はとっても面白い。でも、私はこんなメッセージを受け取ってしまったから、フリーレンを楽しみつつ、考えていきたいな。