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エッセイ

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自分の身に降りかかったこと、日々生きてて思うこと、楽しいこと、感じること、世界の流れに身を投じて思ったことをここに。 少しの時間、私のたわごとにお付き合いください。 ※番号は…
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#大学生

61:無名

僕は何者でもない。 実際には何者かではあるのだろうけれど、 とかくこのネットの世界では無名である。 文字をつらつらと、自分の考えをつづる。 でも僕のネットの声を聞く人は何人いるのだろうか。 芸能人や著名人、自身のスキルを活かした著者 さまざまな何者かが、この世界にやってくる。 その瞬間、私は太刀打ちができない。 このnoteで戦おうとする僕をフルボッコにしてくる。 その人たちは重ねている。 もちろんそうだ、そうでなければ大きく羽ばたいていない。 そんな何者かが、日々のお散歩

58:甘えは取り払え、学生よ。

夢は現実からの逃避だ。 大学、優秀さ、学歴差が織りなす世界。 イマジナリーの中で、理想の世界に足を踏み入れる。 リアリティーを探究することの恐ろしさから逃げていることと同義だ。 残酷な社会が僕のような学生を待っている。 これは学生にその覚悟がないだけかもしれない。 僕たちにも問題がある。 酒と女遊びだけに注力し、 四年生になって、やっと人生について考え出す。 学が浅い僕たちは、きっと苦戦するだろう。 ちゃんと怒られなかった僕たちの罪は、社会に出て初めて精算される。 当たり前

57:必死

僕は必死と言う言葉が嫌いだ。 別に必死になることが嫌なんじゃない。 ただ、「自分は今必死です。」 というセリフを言うのが嫌なのです。 自分は人生で成長していくと思います。 その時を必死に生きていることは、 将来自分が進んでいった結果として、 あの時は必死だったと言えるのであって、 今僕は必死ですと言うと、 自分の限界はそこなんだって、 認めていることになると思うんです。 思考の罠にはまっているが、 真理はついていると思う。 今が一番若いから、指が動き続ける限り、 体が動き

55:自分らしさ

自分らしさとはなんだろうか。 他人との差がそれだとするならば、 外見上はすでに自分らしさが感じられるだろう。 芸能人やインスタグラマーを見て、 自分の顔の醜さを痛感してしまうその顔も、 個性として扱ってしまうのは、 なんだか寂しい気もする。 自分らしさは、自分がポジティブになれる、 必要がある。 自分の心を高揚させ、現在を強く生きることができるもの。 それが自分らしさだろう。 この文を読んでいるあなたはどうだろうか。 定職につき、毎日忙しく働いている人

54:鬱陶しい

妄想が飛び出し、 思考は現実に現れる。 僕はうつ病なのかもしれない。 初めてだったわけではないが、 大学に行くことが恐ろしくなった。 あの研究室に、あの教室に、あの敷地に入ることが 恐ろしくなった。 怖かったんだ。 でも行かなきゃいけない。 大学に用事があり、行かなければならなかった。 1ヶ月ぶりくらいだった。 久しぶりに会うともだち。 でもなんだか変な感じだった。 呂律や気の利いた言葉が話せない。 なんだか嫌な予感がした。 毎週のように糾弾され