55:自分らしさ
自分らしさとはなんだろうか。
他人との差がそれだとするならば、
外見上はすでに自分らしさが感じられるだろう。
芸能人やインスタグラマーを見て、
自分の顔の醜さを痛感してしまうその顔も、
個性として扱ってしまうのは、
なんだか寂しい気もする。
自分らしさは、自分がポジティブになれる、
必要がある。
自分の心を高揚させ、現在を強く生きることができるもの。
それが自分らしさだろう。
この文を読んでいるあなたはどうだろうか。
定職につき、毎日忙しく働いている人。
暇を持て余している学生。
忙しいタイプの学生。
さまざまな人種がいるだろう。
そしてその人たちの中で、自分らしさを
見失って、無責任に時間を過ごしている人もいるのではないだろうか。
かくいう、僕もその自分らしさを探すことを拒絶していた。
一日中スマホと向き合い、無駄な知識を受容する。
それが自分にとって、現実逃避できる、
もっとも身近な手段であった。
くだらない都市伝説、
パソコンでスパチャに答えるひろ●き、
ゆっくり実況の機械音。
全てが「逃避」だった。
これからは向き合うことが必要だ。
自分が何がしたいか、
どんな人になりたいか、
人生の主導権を他人に委ねてきた僕にとって、
これは大変な任務であろう。
しかし、しかし、しかし、
僕は変わりたいのだ。
若者特有の無秩序な、
戯言を許して欲しい。
僕にとっての自分らしさは、
この文章を書くことであろう。
自分のしんどい気持ちを
吐き出す目的で書き出したこのnoteも、
いつしか、一つの作品として表現することを、
考え書くようになった。
自分の人と違う、着眼点や発想を
余す所なく表現することができる。
友達に「お前何言ってんだ。」
と言われ続けてきた僕の表現。
それをのびのびと語ることのできる世界。
楽しんでいきたい。