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【ルーツ旅🌺高知編・一族の末裔にバトンを渡す⑤】ついにD花さんを伝承の地に案内する!
【これまでのお話】
私がK太郎さんから巻物を見せてもらっていると、筒井D花さんが旅館を訪ねてきました。
やっと会えた。 私は胸がいっぱいになりました。
▼ふたりで貴重な巻物の撮影会📷🌟😆
「これがその巻物ですか?」
はじめましてのご挨拶もそこそこに、D花さんは机の上に広げられた巻物に興味津々👀。
そりゃあ、こんなに派手にとっ散らかしていたら、気になりますよね😅
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さっそく私はK太郎さんの許可を得て、巻物をクルクルと開き、D花さんと一緒に写真を撮り始めました📷🌟
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K太郎さんに、巻物の内容をブログに載せてもいいか尋ねると、「えーよ、えーよ」と、気前のいい返事が✨
でも念のため、あまり具体的なことを書いてなさそうな部分を載せておきます😆
つい最近、業者さんに頼んで、この巻物の一部を解読してもらうことになりました。差し支えがなければ、そのうち書いてみようと思います!
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こちらは同じくK太郎さん所有の、筒井順慶の書の写し。
たしか内容は「夜、興福寺で大声で騒ぐんじゃない」とか、あまり大した話じゃなかったような😆
▼神社を管理する人が見当たらない
巻物の写真を撮ったあと、私たちは旅館を出て、車に乗り込みました。
いよいよ、7人の郎党のお墓がある「Y神社」に向かいます。
★Y神社について、詳しくはこちら⤵
私がはじめてY神社を訪ねてから、もう2年たつんだ。早いなぁ……。
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しばらく山道を走ってから、前回と同様、ある建物の前で車を止めました。今度こそ、神社を管理している人がいるんじゃないかと期待しましたが、やはり今回も人の気配がありません。
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そのとき、たまたま近くに住む人が外に出てきたので話を聞くと、「この家の人はずいぶん前に引っ越してしまい、今ではどこにいるのかわからない」とのこと。
神社の伝承について、詳しい話が聞けるかもしれないと思っていたので残念です💦
▼D花さんを「伝承の地」に案内する
再び、私たちは車に乗り込みました。
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ここで車を降り、しばらく山の斜面をのぼります。
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木々の奥に、Y神社の姿がみえてきました。
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鳥居の奥には、なんだか異世界のような、神秘的な空間が広がっています。
そういえば前回ここに来たとき、写っていた写真がほぼ全部、緑色に発光してグニャリと曲がっていたのを思い出しました……😰
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D花さんが、祠の前で手をあわせます。
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▼ほこらのそばで、D花さんが見つけたものは……
私は、あらためてD花さんに、昔ここに戦国大名・筒井定次が一族郎党と落ち延びてきたこと、定次が姿を消したあと、残された7人の郎党が亡くなりここに葬られたという伝承について話しました。
「この伝承を息子さんに伝えて、いつか一緒にこの神社に来てもらってもいいですか?」と、私。
「わかりました。うちの息子、私に似て歴史が大好きなんですよ😊」
「へぇ、それはよかった😄」
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あいかわらず、7人の郎党の墓石は、苔むしたまま落ち葉に埋もれています。このままでは遠からず、ここが墓地だということもわからなくなってしまいそう💦
そのとき、1つ1つ墓石を確かめながら歩いていたD花さんが立ち止まり、声をあげました。
「これって、五輪塔じゃないですか?」
えっ?
振り向くと、そこには地面からわずかに頭をのぞかせた、丸い石のようなものがありました。
(続く)
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