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ことば

7
ぽろぽろことば
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#詩

お米がおいしい

お米がおいしい!
お米がおいしい!
お米がおいしい!
やっほー!!!

ザンギ!
しょうが焼き!
親子丼!

お米がおいしい!
お米がおいしい!
お米がおいしい!
やっほー!!!

カレー!
チャーハン!
オムライス!

お米がおいしい!
お米がおいしい!
お米がおいしい!
やっほー!!!

今食べたいのは

酢飯
#ことば #詩 #お米 #ハイテンション

レインダンス

生き方がわからないから全てをかなぐり捨てようと、自暴自棄の夜は楽しそうに続いて
ぼくにはなにもない。
カーテンの内側、光は遊べない、
心はズレてどこか遠くへ。

一番苦しい四面楚歌、孤立無援
雨は降らない、乾いた暗い部屋
泥々の風船が好き放題に舞う

『君には特別何もしてあげられないけれど
あたたかい関心を向けることは、できるよ』
そう言って君は、
雨降りの視界の外でゆっくり、
何回も頷いてく

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1,2,3

カーテンを閉め切っているから
何も知らない
燃えるゴミとペットボトル
脱ぎ捨てられたシャツが
ぼくのベッドさ

料理なんて何年していない
得意の味噌汁にカレー、ナポリタン
あの日の母親の味を完全再現
今でもできるかな?

廃った生き方変えなくちゃ
諦め自ら離れたスタートライン
いつの間にか全てに追い越されて
きれいなままのスニーカー
野垂れ死ぬのを怖がってはいられない
泥濘んだ果てにも飛び

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15℃の夜

夜、虫の鳴き声。
通る車と不協和音。

日毎狂いそうな神経を、夜風が逆撫でる。
狭い部屋、壁に触れた心臓が
擦れて疼いて耐えられない。

救いなんてないよ。
ぼくしか知らない秘密。
誰にも言えないよ。
君と繋ぐ為の手は、仮初の人形で。
#ことば #詩 #夜 #こころ

死なない約束

君と死なない約束をした
この本を返すまで
誰かの言葉を目から流して
泣きじゃくるまで

君と死なない約束をした
餃子を食べに行くまで
君の手が作った料理を箸で
口に運ぶまで

君と死なない約束をした
3週間後カウンセリングに行くまで
どれだけ腕の傷が増えても
背中を撫でてくれるその時まで

君と死なない約束をした

君に死なない約束をした

死なない約束をした

死ぬまで
#ことば

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やさしい死

花がいつか枯れるように
雲がかたち変えるように

やさしい死がぼくを待ってる

月が陰り風が止むように
生ぬるい闇がぼくを包み込む

やさしい死がぼくを待ってる

おぼろげな草原
うつろな星をきれいに

夢をみさせて
生きる意味があるなら

やさしい死がぼくを待ってる
#ことば #詩 #こころ #夜

部屋にひとり

食べたって味のしない惣菜を買って帰る
そんな虚しさを手にぶら下げてる

医者は『話し合えば案が浮かぶ』『逃げたら相手に心配をかけるだけ』という
死にたい消えたい切りたい歌いたい
知らないだろう

しがらみ足枷重い鉛玉
噛み砕いて飲み込んで溶かして溶かして
食べちゃえば結局一緒くた
食べちゃえば結局一緒くた

ソファがくたびれるほどにただ寝て過ごす
明かりがないと眠れない、カレンダーも一昨年の

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