1,2,3

カーテンを閉め切っているから
何も知らない
燃えるゴミとペットボトル
脱ぎ捨てられたシャツが
ぼくのベッドさ

料理なんて何年していない
得意の味噌汁にカレー、ナポリタン
あの日の母親の味を完全再現
今でもできるかな?

廃った生き方変えなくちゃ
諦め自ら離れたスタートライン
いつの間にか全てに追い越されて
きれいなままのスニーカー
野垂れ死ぬのを怖がってはいられない
泥濘んだ果てにも飛び込んでいけ


#ことば #詩