#171 涙のシェリー・フェブレー
60年代のアメリカンポップスって簡単に人は言うけれど、その典型の歌手っていったい何?と問われると、何とも言えないのではないか。
自分は、 #ロネッツ ですか?とすっとぼけた答えしか出てこなそうだ。
しかし、最近 #シェリー・フェブレー という歌手を知って、あぁ、これこそ60年代ポップスの典型かもしれないな、と思うようになりました。
60年代ポップスとは何か。それは
・歌手が素人っぽく
・作家陣は豪華で
・ビートが多岐にわたり
・50年代のイージーリスニングの編曲を引きずっている
・そして音質が古めかしい
といった印象なのだけれど、 #シェリー・フェブレー はそのすべてに当てはまる。
#大滝詠一 信者の私であるが、大滝詠一も、ここからネタをとったんだなぁというのがいくつもある。
意外なのは、 #桑田佳祐 の曲「涙のキッス」のイントロも、シェリー・フェブレーの曲「グローイン・アップ」から拝借したであろうものがあった。
「涙のキッス」は数ある桑田佳祐の作品でも一番好きなものに入るので、この共通点を見つけたときはとっても嬉しかった。
ぜひ、シェリー・フェブレー、聞いてみてください。
日本版のオムニバス。古いものですが、解説も充実、音質もまずまずでよかったです。
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