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#169 エルヴィス・プレスリー「マイ・ウェイ」

 先日、 #西田敏行 さんの記事を書いたときに、 #エルヴィス・プレスリー のことを書いたら、頭から、エルヴィスの歌声が離れなくなってしまったので、エルヴィスの思い出を、と。

エルヴィスの名前は、どこで知ったのだろう、たぶん、 #ジョン・レノン が影響を受けた人、ということで知ったのだと思う。

同時期に、たぶんラジオかどこかで「マイ・ウェイ」という曲が流れてきて、そのメロディがすごく気に入った。けれど歌手名がわからなかった。父に「マイ・ウェイ」を歌っているのはだれか?と尋ねたら「 #フランク・シナトラ だ」と教えてくれた。

それならばと、CDショップでフランク・シナトラが歌ってる「マイ・ウェイ」を探すも、見つからず。「偽情報?」と思いながら(昔はファクトチェックするにも情報がなかったのよね)、適当にCDを見ていたら、なんと、エルヴィス・プレスリーが『エルヴィス・バイ・リクエスト』というオムニバスアルバムで「マイ・ウェイ」を歌ってるではないかと。

これでいいかと買って、聞いてみたら、まぁ、結構素敵。私の「マイ・ウェイ」はエルヴィス版に決まったのである。

このころのエルヴィスは、いわば晩年。声は太く低く、だけど妖艶さがましており、どちらかというと大衆受けする歌謡的な歌唱となっている。

そっからエルヴィスに触れた私としては、若いころの奔放でロックンロールなエルヴィスを後ほど知ったとしても、晩年のお涙ちょうだい的というか、浪花節的というか、深みのあるというか、そっちのエルヴィスに最終的には惹かれてしまう。

「好きにならずにいられない」は、ちょうどそのころ、 #UB40 のカバーが流行っており、それを知っていたので「エルヴィスがオリジナルなんだ」という驚きもあった。「イン・ザ・ゲットー」も素敵だった。これは後ほど、 #KLF のアルバムに無断サンプリングされて、驚いた。というか素敵じゃない曲を探すほうがむつかしかった。

このように、エルヴィス・プレスリーはどんな時代の聴衆も「好きにならずにいられない」魅力を備えているのであります。お後がよろしいようで。


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