#082 誰このブルースマン?『マネー・ジャングル』
以下のアルバムの #チャールス・ミンガス に改めてショックを受けて、いろいろ聞いていますが。
それで聞き始めた、このアルバムですが、ミンガスのすごさはここでも健在なのですが、それよりも予想を裏切られたのが #デューク・エリントン でした。
デューク・エリントンは何といってもバンドリーダーとして有名ですが(A列車で行こうなど有名ですよね)ここではピアニストとして参加。
このピアノが「いったいどこのブルースマンですか?」といった重く暗いタッチでびっくりしてしまいました。とても洗練されたバンド音楽を作っていた同一人物とは思えませんでした。
エリントンはエリントンでグワングワンと弾きまくるし、ミンガスは、「音楽の骨幹を支えるベース」としての役割は最小限に、東洋楽器にちかい胴鳴りを利かせる強烈な爪弾きで、ぐいぐい音楽に参加してゆきます。 #マックス・ローチ が保守的に聞こえるほどです。
これは、通常のピアノトリオの概念からかなりぶっ飛んだピアノトリオです。何度も聞かせます。とってもおすすめです。
私はこの最新の日本盤で聞きましたよ。
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