一時の夢の世界へ
日が落ちて 眩い光 チカチカと
音に誘われ ルナパークの夜
クリスマスやカルネヴァーレ(カーニバル、謝肉祭)、パスクワ(イースター、復活祭)、夏休みなど、ホリデーシーズンや祝祭がある頃になると、きまって移動遊園地がやって来る。一定期間、通常は駐車場である場所に乗り物アトラクションが設置されるので、駐車できるスペースが減って多少の不便を強いられるのだが、今どきの子どもや若者たちでも、こうして期間限定でオープンするルナパークには興味惹かれるようだ。
特に、休みの日には、そこまで近くではない家にいても、大きな音で流れる音楽やスピーカーから聞こえてくるナレーションなどが耳に届き、どこぞのフェスタ(パーティー)か?と思えば、なんてことはないルナパーク到来の時季。
ほとんど寄り付くことはなかったのだが、クリスマスイルミネーション散歩と称して、ルーティンコースより足を伸ばせば、実際に楽しげな音楽や明るく華やかな光に誘惑され、ついついそこまで行ってみてしまう。たしかに、その空間に一歩足を踏み込むと、こんなに小さい規模の遊園地でも高揚感がもたらされることを視覚と聴覚で感じられる。子どもの時のように、乗り物に乗りたいという気は特にしないものの、この様子は写真に撮りたいと思わされた。
日常の中のちょっとした非日常空間。
ルナパークには、こんな楽しみ方があるんだなと、あらためて知る夕べ。
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