フランシス・レドウィッジ対訳詩集の頒布と通販等について
※2025.1.26 通販情報について情報を更新。
2024年12月1日の文学フリマ東京39で、アイルランドの戦争詩人フランシス・レドウィッジの対訳詩集を頒布します。
なおこれに伴い現在、レドウィッジの詩の翻訳記事を一部非公開にしています。
フランシス・レドウィッジについて
フランシス・レドウィッジ(Francis Ledwidge)
(1887.8.19 ~1917.7.31)
アイルランド生まれ。第一次世界大戦において宗主国イギリス軍に従軍、戦死。享年二十九歳。
第一詩集にダンセイニが寄せた巻頭文から「クロウタドリの詩人」と呼ばれることもある。
詳細は以下を参照ください。
フランシス・レドウィッジ対訳詩集 目次
地中海にて―戦場へ (In the Mediterranean – Going to the War)
目を閉ぢた向かうに (Behind the Closed Eye) *
死した王達 (The Dead Kings)
アイルランド (Ireland)
ひとりの死に (To One Dead)
軍法会議の後 (After Court Martial)
アーカディの船 (The ships of Arcady)
トーマス・マクドナーへの挽歌 (Thomas McDonagh)*
その場所 (The place)*
五月 (May)*
明け方の少年 (A Little Boy in the Morning)
詩人の墓にて (At A Poet's Grave)*
兵士の墓 (A Soldier's Grave) *
六月 (June)*
それから (After)
八月 (August)*
アイルランド (Ireland)
影 (In The Shadows)
補講・フランシス・レドウィッジについて
*がついたものはアイルランドのコーラスグループ・アヌーナのアルバム「Songs of the Whispering Things」収録曲の歌詞、タイトルとしてテキストが使用されている。
その他、「アーカディの船 (The ships of Arcady)」はイギリスの作曲家マイケル・ヘッドにより曲がつけられている。その他詳細は上記「フランシス・レドウィッジについて」参照。
仕様:
本文48ページ、表紙フルカラー
底本:
“Francis Ledwidge The Poems Complete”
edited by Liam O’Meara (1997), The Goldsmith Press Ltd
表紙イラスト
表紙イラストはハビヒラトさんにお願いしました。
noteに漫画やイラストをアップされてるので是非ご覧いただければと思います。
自家通販及び委託販売について(2024.12.6現在)
自家通販(booth)
自家通販はこちらで行っています。利用にはpixivアカウントが必要です。
委託販売
以下で委託販売していただいています。
店頭で実際の書面を確認可能です。
岡山県倉敷市・蟲文庫 (HP) (Twitter)
東京都西国立・狐弾亭 (note)
大阪府豊中市・犬と街灯 (HP)(Twitter)
短歌連作「七月」(フランシス・レドウィッジ対訳詩集に寄せて)
対訳詩集の頒布を開始した2024年12月1日の文学フリマ東京39では短歌連作「七月」を掲載したフリーペーパーを配布していました。
連作はblogに再録しましたので、宜しければご覧ください。
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文学フリマ東京39・その他頒布物について
2024年12月1日(日) 12:00〜17:00 (最終入場16:55)
入場料 1,000円 (予定)
会場 東京ビッグサイト 西3・4ホール
https://bunfree.net/event/tokyo39/
当日はブース番号し35、柳川麻衣さんのスペース「痛覚」(小説スペース)に委託させていただきます。オンラインカタログページはこちら。
入口から入って正面の列、左側をまっすぐ奥へ進んだ先にあるスペースです。
対訳詩集のほか、既刊である私家版歌集「ヴァーチャル・リアリティー・ボックス」等も持っていく予定です。
また柳川さん主催による、「恋愛以外の別れ話」をあつめたアンソロジー『わかれについてのエトセトラ』には短歌連作「ミュージック・ビデオ」を寄稿しています。アンソロジー参加者やイベント後の通販情報等については柳川さんのtwitterをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。