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家族の影響から自分の特性に気づく


こんにちは。百千鳥です。


今回は、家庭環境から自分への影響、という話をしようと思います。





もくじ
1.嫌悪感を分析してみる
2.これまでと気づき
3.分析する
4.父の性質を振り返る
5.ふつうにあこがれた蛙。
6.主軸をサービスにする



1.嫌悪感を分析してみる



父も母にも、とてもどうかと思うところがあり、自分にできる努力は最大限してきました。ですが、ふたを開けてみたら私も同じようなことをしていたり、まったく抜け出せていなかった、という事がよくあります。



もちろん、違う人間です。まったく同じではありません。



こつこつと言動や、取り入れるものを選択していくことで、いくらでも分岐して世界は広がります。受け取ることができる可能性や機会だって変わり、その経験の数だけ違う人間として成長できます。



だけど、努力で変われないまったく同じ思考や価値観があるとまた気づきました。



学生の頃は、それで何度も絶望しました。

家族を嫌悪していた私にとって、それはとっても不快なことで、変わるために心血そそいで頑張って、あんなにいろいろやってきたのに、0に戻ったような気持ちがしたからです。



厳密には、0ではありません。


嫌悪からの脱却には分析が使えます



嫌悪という感情は本能に近いので、理性という思考で落ち着かせるのが有効です。



そうやって向き合ってきた私の話と、今回また気づいたことと分析した整理内容をまとめます。



同じように、家庭環境からの影響を強くうけた人、自己肯定感が低い人、自分というものが見えていない人にとって、事例の一つとして役に立つかもしれません。








2.これまでと気づき




健全な家庭環境であれば、親の影響は50%に留まるといいます。



ですが、なにかトラウマや不具合があるとその割合は増加します。



私はこれまでずっと、不必要なものを見つけては整えてきました。



また見つけたので、整理と整頓です。






これまでは主に、母に対する確執がありました。



よく感情的になりやすく、怒ってコントロールしようと威圧してくる人です。 

頭で考えるのがとても苦手で、言語化も苦手で、だからといって苦手を改善しようともしないため、感情的にぶちまけられることが多々あり、疲れてしまいます。



数年前、あまりに関わってこなかったからとしっかり関わってみたら大変痛い目をみて、適切な距離を測りかねていて振り回されてしまいました。


今はもう、適度な距離の取り方がわかるようになりできるだけ関わっていませんが、必要な時には話せるようになりました。

大変、楽です。無理のない適切な距離は大事ですね。




そんな、平穏な日々が戻ってきた私に最近小さな衝撃がありました。



父が入院したのです。



離婚してから会っていない父に、どう向き合うのか、距離をとるのかという課題ができました。



結論は、できるだけ関わらない。



妹と相談し、そう決めました。

当時のことはここに書いています。 参考記事『家族から学んだ人間関係の構築力』





その後転院し、物理的距離が遠くなり、父の兄弟の方に引き継いだ安心感から、終わった気持ちでいましたが…

自分としてなにかやっていくため、自分を理解しようと向き合っていく過程で友人に指摘されました。





「君は、厳密には考えられていないよ

合理的な利己主義理解しがたい行動をする自己中な人だと思われたりするから気をつけて」



それまで、超理論でなんか押し通すところがある、だったり、色々指摘してもらってました。

よくわからないけど…なんかおもしろい?ね?と他人事でしか把握できなかったのですが、やっと友人の言っている意味が分かってきたのです。




父に、似ている。と。






3.分析する



私がよく行うことがあります。


人と接していると、頭が勝手に可能性の算出をします。

こういう傾向がある、こういう可能性があるなど。

データを集めれば集めるほど、精度が上がります。AIみたいなものですね。



これはこれまでの経験上で雑に手に入れたスキルの一つで、情報処理を高速で行えます。もう、そんなに疲れません。

ただ正直、自分で扱いきれていません。勝手に把握して可能性の算出をされてしまうので、会話が飛んだりなぜそう考えたのか自分で説明できなかったりします。



友人はそうはしません。キャラクターを扱う人なのもあって、カテゴライズするのがうまいです。

人間は案外、カテゴライズしやすい程度なのかも…と最近思い始めています。






それでは、父の性格の分析、カテゴライズ?をしてみたいと思います。

とりあえず思いつく方法で出力しているだけなので分析になっていないかも…とりあえず、とりあえず出します!(笑)




方法はビックファイブの5項目を図で表してみます。(主観です)

参考サイト『性格とは?心理学分野での性格の定義や要素…




・勤勉性が取り柄…最低限の仕事はする
・外向性、開放性がないため知識の更新がなく閉ざされた自分世界のまま、更新ができない。
・神経症的傾向…感情の起伏はさほどないが、周りや体調に引きずられる。

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・真面目がすぎて癇癪起こす。
・チームで何かするのは好きな方だが思い通りにならないと癇癪を起す。
・資格をとるなどの勤勉に勉強はできるが自分をより良くしようとする開放性は低い

共に開放性…知的好奇心が低いです。閉鎖的な考えのまま、自分の改善ができなくなる傾向があります。




姉妹としては、両親をみてきて改善を試みたような結果になっています。

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全くなかった開放性が必要だと痛感し取り込みつつ、外向性は向いていなくて必要最低限にとどめている。神経症的傾向は、妹の方が強く自分の性質と向き合い環境を整えるようになり安定しやすくなった。



勤勉性はそれぞれ種類が違うが、同じくらい。

外向性は低めの集団…。



父の勤勉性:必要な分はする(No猛進)

母の勤勉性:必要なものをまじめに取り組む(猛進)

私の勤勉性:興味持ったことを気が済むまでこつこつ行う(猛進)

妹の勤勉性:こつこつ自分のペースでできることをする(No猛進)


とまあ、ビックファイブの要素で分析してもできることはこれくらい…?でしょうか。今の私の限界です。









4.父の性質を振り返る




昨日、友人に言われ一番思い当たった人が父でした。




私は、謎理論にしてしまう。もしかしたら父に似て、見えたものを捻じ曲げてしまうものを待っているのかもしれない。


そう、気づきました。








父が口にすることは、ほぼ嘘でした。

すべて捻じ曲げて、嘘になっていた。

なぜ、父がそのような言動をするのか、と観察していたら、本人がわかっていなかった。



そういう、頭の使い方…物事の処理の仕方を自然と自動でしてしまっているみたい。理由はわからない。



本人にとっては、嘘は言っていない。だが周りからしたら結果、嘘になる。一言でいうなら、思い込みが激しいといえるのだろう。実害のある思い込みが激しい人間は避けられる。


それに気づいて憐れんだこともあります。


けれど、本人は全く気づかない。気づかないまま嘘をついたことを開き直る。改善されない。こうやって見放されていくのだろうと見えて憐れみました。




ただ、それだけではなく父は趣味がない人でした。パチンコとか、たばこだとか、ドラマ見るなど消費だけするような楽しみしかない人。


幼い少年がそのまま大人の体に入ったような人で頭はよくない。考えない。知らないことは知らないまま、好きなこともなく深めることもなく消費し一時楽しむ。


そういう姿勢だったからこそ、改善する機会を失っていったのかもしれない。





それは今も私の反面教師として、大きく残っています


自分を改善する機会を失わないよう、その時できる最低限はやっておく

この姿勢はいいね、って何人もの人からほめてもらっています。ちょっと、安心。



私は周りの人に恵まれています。

家庭はこんな感じだったけど、今も仲良くしてくれる人、気にかけてくれた素敵な言葉や想いはいくつか、私の心にあり続けています。あとで、心遣いに気づくこともあり、感謝することが多いです。



だからこそ、その恩をなにかで報いたいのかもしれない。

そしてあわよくば、そんな輪の中にはいりたいのかもしれないです。


一般大衆への妙な希望と美化を捨てきれてない、という指摘はそういう思いからかもしれません。なら、自分で作っちゃうまでですね。






話を少し戻して、

父の特徴で、分かったことがあります。



聞いた話を本当に見たかのように話すのがうまい



嘘がうまいわけではない。話に臨場感あって本当ぽく見せるのがうまい。


だからこそ、信じてしまいやすかった。すこし関わった人からは面白い人だと高評価だった。まあ、すこし関わると中身のなさや誤差から離れられてしまうのだけど。


ある時、同じ場所にいて同じものを見ていたものも、父が話すと大体実際と異なる、誇張しているという事が分かった。


それは大きく見せることができるという事。人にわかりやすく伝えることはできている。使いどころによっては長所になると思いました。



はなし家、物語を語る人…など。



台本があれば、悠々と演じられたかもしれない。

一種の詐欺師になれるくらい。

それは…当時の私にはいいのだかわるいのだかよくわかりませんでした。




このように書いていて思いましたが、少なからず私にもそういう要素はあるかも…。

どれ、とは言えないけれど、絵でやっていることはそれに近い…?まだ、想像の範疇を越えませんが。

そうであれば、デメリットポイントは対処療法して緩和させ、メリットポイントはより活用していこうと思います。







(私のやってることは事例集めして、使ってるだけ。その使った結果、可能性が高いものが残る。だから考えているわけではない。情報の集めと使うための最低限の処理のみしている。だからたぶん考えていない。感知能力は高い。データがあるから、いろんなことと繋げてあげられる。)

(私がカテゴライズしてこなかったのは、家族が規格外だから、な気もしてます…カテゴリーが使えない…)






5.ふつうにあこがれた蛙。




好きな言葉ではありませんが、「蛙の子は蛙(カエル)」。

苦虫を食い潰したような気分になります。



井の中の蛙、からまともな蛙になるために、なんとか這い出て、外を見てきたはずなのに…



まともな蛙になれなかった、という現実にぶち当たります。

どう頑張っても、そうはなれないと突きつけられます。



すっごく悔しい。なんどもなんどもぶち当たり、絶望し、その中でも努力は変わらずしました。自分にできることが、それくらいだったから。



小さくても積み重なれば、なにかしら変わることが分かっていたから。だけど、いくらやっても終わりが見えない。頑張ったからと言って、努力したからと言って報われるわけでもない。報われるには、ある程度報われるような環境じゃないと、そうならないと分かった。


だけどこつこつと努力しないと、諦めて自分がどう影響与えているのかもわからない、という両親と同じになってしまう。諦めることだけはしない、と。



まあ、やってきて、ふつうの、まともな蛙になりたかったんです。

だからこそ、ふつうを求めた。



ふつうになりたかった。

だけどどうみても、取り返しがつかない程度まで普通でなくなってしまった(笑)







友人曰く、だいぶ個性的な蛙にはなれているそうです。



「君以上に個性的な人、君以降に出会ってないよ」


んんんんんn………






ふつうを望んでいた私としてはうれしくない言葉…

けれど、これから自分の個性をできるだけ生かしていこうと決めた私にはとっかかりになる言葉です。



個としての希少性がすでにある。考え方や感じ方は君しかないものだし」



いままで、私が私としてあればあるほど周りとのズレが生じる理由が…見えてきた気がします…。




「あと、興味あることが八方美人になった、癖強めの器用貧乏



私の努力は無駄にはなりませんでした。スキルは付きました。

けれど、それだけ、なのです。



使おうと思えば使えるようなスキルは付いたけれど、目的も意志もなく困っていました。



これは多分、自分でなにかをするというものがないから…。

人から頼まれたり言われたら、できるのです。身に着けたから。

だけど、使えないのです。自分では。




これから私は、自分にできることを積み重ねてスキルを使っていけるようになる必要があります

暗中模索しながら、こつこつ努力することだけは得意です。

いままで15年以上やってきました。




「君は興味で広く雑だから、器用貧乏になっているんだよ」


……。




ぐぅの音も出ません(笑)




じゃあ、どうすればいいんだろう。

それが今の私の課題です。






6.主軸をサービスにする



「相手と同じ目線に立つようにすると見えなかったものが見えるようになるよ」


ここ数年、自宅療養で自分と向き合い、人との付き合いを本当に最低限の最低限にしていたため、対人スキルであるそういう配慮をしていなかった可能性が高いです。


やっと、ネット上で人となんなく関われるほど回復したのは今年に入ってから。



そろそろ、対人をまじめに取り組む時が来たのでしょう。

対人も自分と向き合うのも同じです。

やっと、自分の中から外に出れる時がきた、整ったと思うと嬉しく思います。




このままでは、また器用貧乏のままだよ、といわれました。それは嫌です。



身を立てていきたい。



蛙の子は蛙、でもできることはある。



できることの範囲内で、身を立てていきたい。



自分に在るものは活かしていきたい。



その過程で自分がどんな人間なのかも知っていきたい。



私のふつうと、一般的なふつうはだいぶ違うらしい。

それが大きな疑問で、高校生の時からなぜ、どういうところだろう、といろいろ見てきたが答えなどなかった。


自分の家のことも把握できていないのにできるはずがなかった。

とりあえず、自分の家もだいぶ特殊だと分かった。


そうなると事例がない、自分でなんとかしてみるしかない

そうやった結果、器用貧乏になった。




器用貧乏だとしても、できることを増やせた。

あとはどう、何に使っていくかだ。









「一つのことに集中しようね」



いろんな興味あることに八方美人になるのではなく、一つのことを軸にしよう。



私にこれからに必要なものは、ビジネス、サービスの視点です。



自分の持っているスキルをどう使うかの考え方、企画、実践などができるようになればもっと動きやすくなる。

以前にも書きましたが、私はあまりにビジネスに関する基本も知らなければ考えたこともなかった。

参考記事『商売に関する知識や技術が必要だった話



いつも、周りが真っ暗の中、手探りでよさそうなものや一筋の光が見えたものをとりあえず扱っていました。

その頃よりは、だいぶ周りが薄暗い程度にはなりました。



次のステージは、ビジネスの視点やサービス


それを軸にしながら、何をしていきたいかも一緒に整頓していく。





自分の得意なことで自分をまず喜ばせる

身の回りの人を喜ばせる。

そういったところから、どういうものなのかを体感し、理解していく。



ゆっくり、自分のペースを楽しみながら、確実に。

今までだってやってきた。できるさ!






***




まだまだ試行錯誤で、理解できてないこともたくさんありますが

もしキュンとするポイントとかあれば、ぜひコメントなどお願いします。

気づきにつながったり、人との関係も築いていけたらと思います。



では。また。



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