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11月の読書記録


今月は4冊読みました。
もう少し読みたかったな〜



これからを生きるための無敵の-お金の話

ベーシックインカム、生活保護、日本経済、これから儲かる職業など忖度なく書かれていて面白かった。
お金を使わないことも立派なスキルだなと思った。
お金を稼ぐことは難しくても、お金を使わないで楽しく暮らせる知恵とスキルを身につけることは割と簡単な気がしている。お金は稼ぎたいけど労働意欲が著しく低い私は、当面後者の方針でゆるりとやっていきたい。



ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法


金言の宝庫だった。

・お金を払うより、お金を稼ぐほうが学べるし成長できる
・「インプットだけ」より「アウトプットだけ」のほうが圧倒的にまし
・楽観的でなんでも前向きに考えて、失敗しても大笑いして済ませることのできる人たちを大事なメンタルコーチにする
・食事がおいしいと感じられるのは、ものすごくレベルの高い幸せ

ちきりんさんの社会派ブログもすっごく面白い。
政治や歴史など取っつきにくい話題も、ちきりんさんのブログなら読んでみようと思える。
ちきりんさんのブログが分かりやすいのは、12歳のときの自分が読みたかったもの発信されているからだそう。
面白い文章をずっと無料で発信してくれる方がいることが本当にありがたい。




信仰


『コンビニ人間』の作者・村田沙耶香さんの短編集。
空想の世界のようで、妙にリアルな感じがおぞましかった。
65歳のときに生きている可能性が生存率で表され、A〜Dのランク付される社会が描かれた「生存」。生存率は収入にほぼ比例していて、みんな子供のときから頑張って勉強し生存率を上げ、生存率の低い場合は高い人と結婚したがる。現実世界でもやっていることは大して変わらないな、と思った。
うまくつかめない話もあったけど、どの話もじんわりした余韻がある。



推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない


こりゃ面白い!
特によかった点は2つ。

①「好きを保存する」

今はもう好きじゃなくても、いつのにか自分の一部になっていた「好き」が保存されている。
これって、意外と大切なことじゃないでしょうか。


自分がnoteで日々を記録している意義を改めて発見できた。
noteに書き留めておくことで、あのとき「この映画に感動していた」「こんなことにハマっていた」という感情をいつでも取り出して思い出すことができる。忘れたくない感情を「保存」しておくことで未来の自分を救えるのなら、日常のちょっとした感情も記録しておきたいと思った。

②「他人の言葉を自分の言葉と切り離す」

「好き」を言語化するうえで一番NGなことー
それは、他人の感想を自分の言語化の前に見てしまうことなんです。

自分自身、とっても気をつけています。というか、気をつけていないと、他人の感想が自然に目に入ってしまう。そして、他人の言葉に影響をされてしまう。
自分自身の「好き」を言語化しようと思ったのに、他人の言葉によって、自分の「好き」を見失ってしまう。そういうことって、往々にしてあるんです。


分かるな〜
日記を書いているとき、自分の心からの感情なのか、人から影響されたのか、どこかの本で読んだ内容なのか分からなくなり、自分の言葉に自信を持てなくなることがたまにある。
作品などの感想ならなおさら他人の感想に影響されちゃうんだろうなと思う。


推しなんていないからあまり刺らないかな〜と思ったけど全然そんなことなかった。この本を読んだことで、より一層アウトプットへの意欲が湧いたので本当に読んでよかったと思う。
具体的なアウトプット方法も分かりやすくてとても参考になりました。おすすめです!


2024年は100冊読むことを目標にしていて、残り3冊で達成できる!
12月ラストスパートでまだまだ読むぞ〜!



最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙏💜



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