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読書 窓辺の愛書家
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エリー・グリフィス著
上條 ひろみ訳
創元推理文庫
イギリスの高齢者向け共同住宅。
海の見える部屋の居住者で読書家の女性ペギー(90歳)が死亡。
実は数多くの推理作家の執筆に協力していたペギー。
心臓発作という死因に違和感を感じた介護士ナタルカは、ハービンダー部長刑事に相談。
その後、友人のベネディクトとエドウィンと共に、イギリス南海岸からスコットランドまで旅をしたりしながら、真相解明に向かって行動を起こします。
・ナタルカ
ウクライナ出身の若く美しい介護士。
・ベネディクト
元修道士。現在はカフェを経営。
・エドウィン(80代)
同じ共同住宅に住む、故ペギーの友人。
BBCを退職。
・部長刑事ハービンダー
華奢で小柄、教師のような威厳が滲み出ている女性刑事。
未婚。インド出身の優しい両親と同居。
前作の『見知らぬ人』とはだいぶ異なる雰囲気で意外でした。
今回も登場人物が沢山。
誰が誰か把握するのが少し大変でしたが、部長刑事ハービンダーが登場するので、喜ばれた読者も多かったようですね。
旅行に携帯した方もいるようで、少しづつ読み進められ、映像が目に浮かぶような作品だと思います。
今日もご覧頂きましてありがとうございました。
皆様今週もどうぞお元気でお過ごし下さい。