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極端とストイック
極端とストイックって似ているのでは? と思った昨日。
とある方のnoteを読んでいたら、
「私は極端だからコレ!と決めたら、そればかりに集中してしまう」
と書かれていて、その集中力はストイックに繋がっているのではないか?と思ったのがきっかけ。
自分の中でやりたい!と思うものがあったとして、それだけに集中するのは難しいと感じるのだけど、その難しさにあえて挑戦している人たちも世の中にはたくさんいる。
たとえば資格取得のための勉強なんかも、自分が取りたいと決めたのなら勉強をするのは当たり前ではあるけれど、勉強することが続かなくて挫折したって人もきっといるはず。挫折せずに資格取得までこぎつけた人の話ばかり表に出ているけれど、実際は挫折組のほうが多いと私はにらんでいる。ちなみに私は挫折しまくり組。
やりたいこと、やりたくないことが極端に明確であっても、それを維持していくにはストイックさが必要になるようでもあり、継続という意味で考えてみると、極端とストイックはどちらも必要だよねと思ったりした。
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そんな最近の読書は『なるべく働きたくない人のためのお金の話』。
再読なのでパラパラと読み返しているところ。
この本に書かれている当時の大原さんは、週に2日だけ働いて年収が90万円。その90万円の範囲内で、日々を楽しく暮らしている姿を眺めながら、これも極端でストイックさがあるのでは?と思った。
毎日必死に働いても、大半は家賃で消えていく生活。そんな生活を続けることに嫌気がさした大原さんは、安い物件に引っ越して、働き方も変えてしまう。
少ないお金で暮らしていくにはどうすればいいのか。試行錯誤をくり返し、自分にとっての快適さを追求していく姿。これもまたストイックさが発揮されているのではないかと感じた。
週休5日というのも極端な「働きたくなさ」を感じることができて、そこがとても好きだなと思う。私も週休7日がいいな(働く日ゼロ)。
大原さん自身は、がんばらなくても生きていけるようにしたかったと思うし、だとするとストイックさとは真逆にも思えるけれど、自分が快適に過ごすにはどうすれば良いのかを考え行動していくことって、そこそこの努力が必要になると私は思っている。
もしも「がんばらない」を目標にしたら、「がんばらない」ことを「がんばらない」が必要になる。何かを目標にすれば、それに向かってどう行動していくかを決める必要があり、決めたことを実行していく意志だって必要だと思う。私はそういう意思が幻?というぐらい無いのでよくわからないけれど、何にしても自分が決めたことを実行していく人たちのことは、全員ストイックなスゴイ人だと思っている。
気楽にのんびりと過ごしたい。しかしこの「気楽にのんびり」もただダラダラと過ごしていれば手に入るというものでもないため、手に入れたいものがあるなら何かしらの努力は必要なんだよね、と改めて思うのだった。