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今だからニーチェを読もう!と思った話

久しぶりに書店に立ち寄った。
「これまでに読んだことのない著者の本を読もう」
まず岩波文庫のコーナーに行くと、私の居住区の書店には残念ながら「誰も買わなくて残ってしまったかのような見た目も古そうな本」しか棚になかった。作戦変更!他の本で探してみる。書店の棚で目を引いたコーナーがあった。「哲学書」なのか「自己啓発本」なのか分類に迷う本だ。ページをめくって中を覗いてみると「すっと心に入ってくる言葉」があった。

実は長い間、自己啓発本を読むのをやめていた。なぜか?
結局は「たいてい同じこと書いてある」と感じてしまったからだ。
それを集約して乱暴に一言に納めると「感謝」だった。
そういう訳で私のアカウント名には「感謝」という言葉を付けている。


今日、久しぶりに読みたくなった自己啓発本は「ニーチェ」だった。

購入した本は「名言集」だったので、岩波文庫で「善悪の彼岸」と「道徳の系譜」を注文した。

この本の中から今日の私に響いた言葉を御紹介します。
「超訳 ニーチェの言葉」
フリードリヒ・ニーチェ著

白取晴彦 訳 Discover社出版

・自分を遠くから見てみる。(自分に厳しく、他人に甘く)
・好奇心に振り回されない。
・恐怖心は自分の中から生まれる。
・「~のために」行うことをやめる。(自分のために行う)
・精神が高まるほど繊細なものを喜べる。
・生に強く向かうものを選べ。
・職業がくれる一つの恵み。(職業に専念すると他の悩みが薄れる)
・目標にとらわれすぎて人生を失うな。(周りの景色も楽しむ)
・信頼関係があればべたべたしなくてよい。
・土足で入る人とはつきあわない。
 (結局は相手を支配下に置きたがっているだけ)
・同類からのみ理解される。
・あらゆる人から好かれなくてよい。
・悪人には自己愛が足りない。(悪人は自分を憎んでいる)
・体験だけでは足りない。(考察が必要)

気になる言葉がある方は購入をお勧めします(^^)

特に素敵だと思った言葉

「一緒に生きていくこと」

一緒に黙っていることは素敵だ。もっと素敵なのは一緒に笑っていることだ。(黙っていることも素敵なんだなと気付かされました)

「求めるものはここにある」

きみの立っている場所を深く掘り下げてみよ。泉はその足下にある。
(中略)自分の視線が一度も向けられたことのない自分の足下にこそ、汲めどもつきぬ、泉がある。
(青い鳥は家にいるのとおんなじで足下が大切なんだと改めて思いました)

これまでの「自己啓発本」読書遍歴

記録として写真で残しておくことにします。

まずは敬愛する松下幸之助の本
人生で一番最初に読んだ指南本です。本よりも先に、家に届くPHPの小冊子を読みました。

「不育症」で入院していた頃の本
入院していた際に、同室の人と友達になり「これいいよ」と勧められて初期に読んだのが「人間関係のしくみ」越智啓子著、「自分のまわりにいいことがいっぱい起こる本」原田真裕美著だった。流産を繰り返していたので、無事に出産をするために「運」を上げようという趣旨で読んだ。そしてスピリチュアル系の本を読みあさった時代の本。

「龍」や「あの世」の本
出産に至る際に箱根の「九頭龍神社」に参拝に行っていたため、龍がとても気になって読んでいた本。そして、「命」ってなんだろう?と不思議に思い「あの世」について調べていました。

脳の本が一冊まじっちゃいました!

「禅」についても関心をもって読んだ本
「瞑想」は「迷走」します。「瞑想」できてる実感がもてない感じで・・・。

子育て期に読んだ本。一番指針となったのは「幼児期には2度チャンスがある」相良敦子著。この本は、学生の頃の友達にもプレゼントしました。
そのくらい「なるほど!」と思った本です。「知りたい」という「自発的な欲求」を大切にという内容です。

❻育児休暇あけに仕事を再開してから読みました。が、表紙が変わっていたので同じ本を買ってました!下2冊。

分類できずに並べた2冊
左の本は比較的新しいです。脳の働きに興味があります。

乾いた心にすっと入ってきた本
こちらは育児休暇後に仕事をしていて、心が乾いてしまった時に読みました。この本の言葉もすっと入ってきました。石井ゆかりさんは占いをされていますが、この本は占いではなく心に響く文章が綴られています。
noteにいらっしゃるのを発見してしまいました!

「青い鳥の本」自分の中に流れる時間の方向を知りたいときに読む本。
「金色の鳥の本」仕事・勉強、お金を稼ぐこと。社会の荒波を自力で生き抜こうとするあなたへ、ひそかな味方。
赤系の恋愛指南本は、一度読んで必要そうな人にあげました。

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