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八社神社・五男三女神とは・愛媛県上浮穴郡久万高原町 


八社神社

愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥2956





主祭神: 五男三女神

由緒:

  • 伊予浮穴誌によれば、熊野山北藩七鳥村西古味に五男三女神を祀る古社があり、神護慶雲2年(768年)に国司散位小千夜弥玉輿が神殿を建立したとされています。

  • 弘仁6年(815年)に僧空海が岩屋寺開基にあたり神護神とした十一社の中の一社です。

  • 天正8年(1580年)に小祠を併せて古味八社大明神と称し、大宝寺岩屋寺の大別当、西光寺の中別当となり代々鷹森城主が廟所となりました。

  • 祭礼:

    • 歳旦祭(1月1日)

    • 身祈祷(旧暦3月3日)

    • 夏祭り(7月15日)

    • 秋季例祭(11月15日)

      五男三女神とは、日本神話に登場する八柱の神々のことで『古事記』や『日本書紀』に記される天照大神(アマテラスオオミカミ)と建速須佐之男命(スサノヲ、日本書紀では素戔嗚尊)が、天の安河を挟んでお互いの持ち物を交換し、その交換した物からどちらがどれだけの神が生まれるかを占う「誓約(うけい)」を行ったことが起源とされています。
      天照大神:スサノヲの十拳剣から三柱の女神が生まれました。
      スサノヲ:「八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠」から五柱の男神が生まれました。
      五男神

正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめの おしほみみ の みこと)
天之菩卑能命(あめの ほひ の みこと)
天津日子根命(あまつ ひこね の みこと)
活津日子根命(いくつ ひこね の みこと)
熊野久須毘命(くまの くすび の みこと)
三女神

多紀理毘売命(たきりびめ の みこと)
市寸島比売命(いちきしまひめ の みこと)
多岐都比売命(たぎつひめ の みこと)
この三女神は特に「宗像三女神」とよばれ、福岡県の宗像大社に祀られています。



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