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「あなたは苦しい、私は苦しい。」それでいいと思う。

精神疾患と向き合う、ドラマshrink、第二話を見た。今回は双極性障害を取り扱っていた。

双極性障害とは、うつ状態と躁状態を繰り返す病気、とのこと。私の周りにも、この病気を持っている人がいる。その人は私にとって大好きで、とても大事な人だ。

私はその人のことをもっと知りたい、と思っている。ただこれは、理解したい、とはまた違うのかもしれない。しんどさは人の数だけあってその人にはその人なりの苦しさがあるだろうから、双極性障害だからこうだ、と決めつけるのではなく、その人が苦しそうにしている時、スッと手を差し伸べられる人で在りたい、と最近、強く思うようになった。

とは言え私自身、抑うつ状態と空元気(?)によって、どうしようもなく死にたくなったり、感情の起伏が激しくなることがある。精神科の初診では社交不安障害と診断を受けたが、現在は病名が変わっているのではないかなあ、なんて思ったりしている次第だ笑。まあ病名がすべてじゃないしね。いいんだけどそれは。

shrink、実際に精神科医が、演技指導と言うのか、監修されているようで。演者さんの演技がすごくリアルと言うか、(当事者では無いのにリアルと言うのは失礼か、)緊迫感がある、と言うのか、うーん、なんと言えばいいのだろうか、現実に即した感じ(なんかどれもこれも偉そうだな言い方が…失敬)で引き込まれるものがあった。

もちろんドラマが全てじゃないし、症状も人それぞれだと思う。重さも、人それぞれだと思う。人には人の苦しさがあって、私には私の苦しさがある。それは事実としてあって、その上でだからこそ、人の苦しさを勝手に推し量るのは違うよなと思った。

あなたも苦しい、私も苦しい。
それでいいと思う。

いい、と言うか、自分は軽い方だからとか、自分よりも苦しい人はいるのだからこの程度で苦しいと思っちゃいけない、とか、無理に苦しさを誰かと比べる必要は、天秤にかける必要は、ないんじゃないかなって。とは言え、妙に具体的なのは、これ私がよく陥る思考だから。それでも、そう思う、と言うよりも、ドラマを見て、そう、気付かされた。


ね、苦しいよね。私も苦しい。
でもさ、手を差し伸べあっていこうよ、一緒に。
助け合っていこうよ。独りじゃないよ、一緒に。


なんて、深夜の独り言にお付き合いいただき、ありがとうございました。


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