水の中のつぼみ
こんばんは。
今日、noteがきっかけで知り合い、仲良くさせてもらっている人から、ある映画をおすすめされました!
それは「水の中のつぼみ」という映画。
時間も空いていたので、急遽、見てみることにしました。(AmazonPrimeで視聴可能でした!)
詳細を調べてみると、2007年のフランスの青春恋愛映画とのことでした。
ちなみに外国の映画はほとんど見たことがない、というか、見るのは初めてかもしれません。
あらすじ
タイトルの意味を考えてみる
今回は、映画のタイトルである「水の中のつぼみ」について、その意味を自分なりに考察してみようと思います。
水の中、と、つぼみ、の2つに分けて考えました。
水の中
→表面(周囲)からは真実が見えない、または周りから見えているものだけが真実であるとも限らない
つぼみ
→(あくまでも、「つぼみ」と表記されており、「花」とされていないところから)「人の心身の成熟過程」を意味している
のかなと思った。
総じて、
「水の中のつぼみ」とは
心身の成熟過程や物事における真実は、周囲からは見えない/分かりづらいものである
また、周りに見えているものだけが、必ずしも真実とは限らない
物事を捉える時には、個人の視点はもちろん、多角的な視点から考えることが大切だと思う
と私は考えました。
海外の映画あるあるなのか分からないのですが、いわゆるセックスと言われる性行為の場面や、接吻、肌の露出がこの映画には多い(着替えのシーンが多いのも理由のひとつかも?)ように、私は思いました。
場面によっては裸が映されることも…。(陰部はモザイクがかかっていましたが)
私にとっての性
今回、私にとって、「水の中のつぼみ」は、かなり刺激の強い作品でした。
というのも、私が、思春期と呼ばれる中学生くらいの頃、同級生のクラスメイトの多くが、性別関係なく、いわゆる下ネタ、と言いますか。
それに当たるような言葉を、何の恥ずかしげもなく、ポンポンと口にしているのを見聞きして、その場に居合わせなければならなかったことが、すごく恥ずかしかったというか、嫌な気持ちになっていたのを覚えています。(たぶん、自分自身では、そのような言葉や意味は知っていたけれど、口にするようなものではないと思っていた?)
挙句の果てには、同性のクラスメイトからは、私があまりにも下ネタの会話に参加しないから、「○○ちゃんどうせ意味知ってるんでしょ~言ってよ笑」と参加を強制される始末。
当時の私は、今みたいに嫌なことを嫌、とはっきり言えない性格だったので、本当にそのクラスメイトにしか聞こえないような小さな声で、その言葉を呟くように「△△…(恥)」と言うのが精いっぱいでした。
その後私はどうなったかというと、そのクラスメイトから「声ちっちゃい~それじゃあ全然聞こえないよ?笑」と一喝されましたとさ。笑
あの、下ネタの会話に強制参加させる、あなたの方に非があると私は思うのですが…。こっちは異性もいる前で、口にするのも躊躇われるくらいに恥ずかしいと思っているのに、どうしてあなたは嫌なことを、わざとさせるのでしょうかね?未だに理解できません。笑
そこから、性に関する知識とか言葉を、私自身が意図的に避けるようになったのか、自分の中で(触れてはいけないもの)と、タブー視するようになりました。月日が流れて21歳。成人を迎えてから、早1年が経ってしまいました。
昨今、「性の多様性」が叫ばれて久しいこの世の中。
自分の中でも、何となく性のことについて、本当は知っておきたいと思っているんだ、というのを自覚するようになりました。
例えば、インスタで性について発信されているアカウントをフォローしては知識を得たり、YouTubeではしきりにおすすめ欄が、「性に関する中高での出張講座の模様」が(例えば男子生徒が生理について学ぶなど…)の動画で多く埋め尽くされるようになったり。
今では性のことについても、昔の私よりは、寛容的になったんじゃないかなと思います。禁忌だとは思わなくなったことが、自分の中では一歩成長。
だから私は、このタイミングで「水の中のつぼみ」を見られてよかったな、と思うんです。
読んでくださってありがとうございます。
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